市長 越田 謙治郎
■かけがえのない思い出に
市制70周年を迎えたことを記念して、植村花菜さんによるコンサートや、ぴぃぷぅ広場のリニューアルを行いました。8月1日から約2週間にわたり開催されたアニバーサリーイベントには、たくさんの人に来ていただきました。にぎわう川西能勢口駅前を見て、「笑顔つづくミライへ。」に向けたキックオフができたと感じています。市民の皆さんにとって、思い出になったのではないでしょうか。
■何気ない幸せを守る
70周年を迎えた市の目標は、30年後も笑顔がつづくまちにするためのスタートを切ることです。誰もが最期まで笑顔で生活したいと望んでいますが、人生100年時代を迎える今、加齢で心身の機能が低下することは避けられません。何らかの認知機能の低下がある人は約3人に1人とされており、全ての市民にとって他人事ではいられない課題です。市は令和6年度から、認知症対策アクションプランをスタートしました。他市に先駆けて、スマートフォンを活用した介護予防ポイント事業などを始めます。
笑顔つづくミライをつくるためには、まちのにぎわいづくりに加え、何気ない日常の幸せを実現する取り組みが大切です。市の事業をきっかけに、皆さんも自分事として認知症について考えていただければ幸いです。
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