人権シリーズ 345号

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～感性豊かな人・まちづくりをめざして～

■[お知らせ]今後の人権関連の行事
人権文化をすすめる町民運動として、町内の児童生徒とPTA会員の方に人権標語およびポスターを募集しました。多数ご応募いただいたことに感謝申し上げます。入選作については、本紙の11月号にて紹介します。また、人権文化推進実践発表会(甘地小会場)にて、展示します。

◆人権文化推進実践発表会
11月11日(土)午後
・公開保育…いちかわ西こども園
・公開授業・全体会…甘地小学校

◇内容
[公開保育]いちかわ西こども園…12時30分～13時10分
[公開授業]甘地小学校…13時15分～14時00分
[全体会(開会行事・人権の主張・講演会)]…14時15分～16時30分
・人権の主張
甘地小学校児童代表
瀬加小学校児童代表
・講演会
講師　松本義和氏
演題　「エンジョイライフ」楽しく生きなきゃ損!

◇講師紹介
1962年生まれ。高校一年生で緑内障を発症し20歳で両眼とも失明。パラリンピック2000年シドニー大会で銅メダル獲得。アテネ大会では選手団旗手を務めました。2021年の東京大会には58歳で出場。現在は鍼灸マッサージ師として、治療院を経営のかたわらマラソンにも挑戦中です。
講演では、パラリンピックにかける情熱とともに、視覚障がいのある人が感じる不便や不自由、またいかにそれを克服しているかを伝えてくださいます。バイタリティあふれる方です。元気をもらえる講演となるでしょう。

◆人権啓発映画会(参加無料)
12月16日(土)午後
市川町文化センター　ひまわりホール
※神崎郡民主化推進連絡協議会共催

◇上映映画
「破戒」(2022年上映作品)
監督：前田和男
出演：間宮祥太朗、石井杏奈、矢本悠馬、高橋和也、小林綾子、七瀬公、ウーイェイよしたか、大東駿介、竹中直人　他

◇映画紹介
破戒とは「戒めを破る」ことです。主人公の瀬川丑松は父から戒められていました。「決して出自を明かすな」と。被差別部落出身であることを隠し小学校教員を務める丑松ですが、やがてこの父の戒めを破る時が来ます。
原作は島崎藤村で、明治時代の理不尽な部落差別と主人公の葛藤を描いています。自然主義文学の不朽の名作です。

◇神崎郡水平社設立一〇〇年
本年度は神崎郡水平社の設立からちょうど一〇〇年になります。昨年は全国水平社設立から一〇〇周年でした。それにちなんで、この二年間の啓発映画は部落差別をテーマとした作品を選定しています。映画視聴を通して、改めて部落差別について、そして人権について深く考えたいです。

◆人権文化の誇れる町
◇清水喜市の後継者
一〇〇年前、神崎郡水平社設立に尽力したのが郷土の先覚者、清水喜市です。人権啓発の先達であった清水喜市。現在におけるその後継者は誰でしょうか。
それは町民一人一人です。本町のめざす「人権文化の誇れる町づくり」の担い手は、我々町民全員です。一人一人の人権意識を高めていきましょう。

問合せ：生涯学習課　人権教育啓発係
【電話】26-0001