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令和4年度決算報告(2)

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兵庫県市川町

▽用語解説
・普通会計とは
個々の地方公共団体ごとに各会計の範囲が異なっているため、財政比較や統一的な掌握は困難です。このため地方財政統一的に用いられる会計区分のことです。
当町では一般会計、学校給食特別会計の合計です。

[歳入]
・地方税…町民税(個人・法人)、固定資産税、軽自動車税など住民のみなさんに納めていただいた税金です。
・地方譲与税…もともと地方税として集めるべきものを国税として徴収し、町へ譲与されたお金です。
・地方交付税…町の財政力に応じて国から交付されたお金です。
・地方債…公共施設の建設など、一時的にたくさんのお金が必要な場合に発行する債券で、将来、返済(償還)しなければなりません。
・繰入金…積立金の取り崩し金や他の会計から繰り入れたお金です。
・その他…使用料、手数料、財政収入、諸収入などです。

[歳出]
・人件費…職員(会計年度任用職員含む)に対して支給される給与、議員、特別職などに対する報酬です。
・扶助費…児童福祉、老人福祉など、社会保障制度として、生活困窮者、高齢者を援助するための経費です。
・公債費…町の借金を返していく経費です。
・投資的経費…道路や建物・橋など、将来に残るものに支出される経費です。
・物件費…旅費、消耗品費、電話代、光熱水費、少額な備品購入費など、行政上必要な消耗的経費の総称です。
・補助費等…各種団体への補助金や、郡広域行政事務組合への負担金などとして支出された経費です。
・財政調整基金…予測できない収入の減や、支出の増加に備えて設けられる基金です。
・減債基金…公債費の償還を計画的に行うための資金を積み立てる目的で設けられる基金です。
・特定目的基金…特定の目的のために積み立てられた基金(地域福祉基金、環境保全基金、ふるさと市川応援基金など)です。

■地方創生に向けた取り組み ~市川町まち・ひと・しごと創生総合戦略~
伝統文化継承助成事業:465万円
[新規]駅施設等環境整備事業(甘地駅前公衆トイレ整備工事):3,165万円
[新規]空き家片付け支援事業:33万円
[新規]移動式情報発信拠点事業(トラック「愛アンハート号」外装デザイン、ラッピング業務等):420万円
コミュニティバス・買物バス・福崎町連携バス運行事業:1,483万円
[新規]移住・定住・交流推進支援事業(市川ハウスまつり開催等):202万円
まちの魅力発信事業(いちかわOWALIVE、ひまわりスマイルプロジェクト委託等):195万円
[新規]魅力あるまちづくり事業(まちづくり協働事業、移住定住WEBサイト作成委託等):154万円
ふるさと市川応援寄附金推進事業:1億8,495万円
若者定住促進事業(遠距離通勤支援事業):47万円
若者定住促進事業(住宅取得奨励金事業):880万円

市川町では、「住民の絆を大切に、元気で誇れる”いちかわ”」の実現に向けて、人口減少に歯止めをかけるとともに、地域の活性化を図ることを目標とした「市川町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を推進しています。令和4年度に実施した主な事業は上記のとおりです。

■基金残高、地方債残高の状況
◇市川町の基金の特徴
基金残高については、ふるさと市川応援基金等を一部取り崩したものの、国の補正予算に伴う地方交付税の再算定により、主に公共施設の整備にかかる将来の財源確保のため、公共施設総合管理基金の積立てをしました。また、財政調整基金(町の貯金)の取り崩しを行わなかったため、前年度に比べて約2億9,400万円増加しています。
町民一人当りの金額にしますと、令和4年度末の基金残高は約21万円となっています。

・基金残高の推移

◇市川町の地方債残高の特徴
令和4年度末の普通会計の地方債残高については、投資的経費の抑制に取り組んだ結果9,000万円減少したものの、令和5年度以降は、新ごみ処理場建設工事や中播消防署建替工事等の投資的経費に地方債の借入を予定しており、地方債残高は年々増加していく見込みです。
町民一人当りの金額にしますと、令和4年度末では普通会計で約59万円となっています。
また、特定環境保全公共下水道事業の推進による下水道事業や施設の老朽化対策による水道事業会計の地方債残高も年々増加しており、今後も増加していく見込みです。

・地方債残高の推移

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