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自治体の皆さまへ

保健・医療・福祉のサポートネットワーク ケアステーションかんざきだより

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兵庫県市川町

■座りすぎの生活スタイルにご注意を!
ケアステーションかんざきでは、地域の方の健康づくりや介護予防のためのサポートを行っています。今回は、その中から座りすぎ(ここでは、横になってじっとしている時間も含めます)による健康リスクについてお話したいと思います。
テレビを見たりスマホをチェックしたりする時、つい長い時間座ったまま過ごしていることはないでしょうか?健康のためには、適度に身体を動かすことが大切です。最近では、身体活動に加えて、長時間座りっぱなしの生活スタイルを避けることが、健康のために重要であることがわかっています。
WHO「運動・身体活動と座位行動に関するガイドライン」によると、成人の場合、座ったまま過ごすことが多い生活では、総死亡率、心血管疾患死亡率、がん死亡率の上昇、心血管疾患、がん、2型糖尿病の発生などといった悪影響を及ぼすと考えられています。また、適度な身体活動は、うつ病や不安の軽減、認知機能の低下の予防にも効果があります。
では、普段の生活の中でどのように工夫すればよいのでしょうか?
例えば、テレビを見ている時には、途中CMの間などに足踏みをしたり、お茶を飲みに台所に行くといった、ちょっとした活動でも効果があります。事務作業の多い方は、こまめにプリントしたものを取りに行ったり、時々立ち上がったり、トイレに行ったら背伸びをしたりすることもよい方法です。
暑さが厳しい中、脱水症の予防のために水分をこまめに摂取するように、こまめにちょっと動くという意識があれば十分です。みなさまも、自分なりの工夫を見つけて、健康づくりに取り組んでいただければと思います。

問合せ:ケアステーションかんざき
【電話】32-1910

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