クマは一般的に冬眠に入る前の10月から11月にかけて、エサを求めて人里まで行動範囲が拡大すると言われており、民家や納屋、果樹などにやってくる可能性が高くなっています。クマを集落や農地に寄せ付けないように、また、ふいにクマに遭遇しないように、次のことにご注意ください。
▽ごみを屋外に置かないようにしましょう
特に生ごみはクマを誘引します。また、田畑への残飯まき、収穫しない野菜や果実の放置もしないようにしましょう。
▽食料はクマに気づかれないところに収納しましょう
クマは匂いに敏感です。屋外や納屋などにある食料に気が付いた場合、食べに来る可能性があります。クマに気づかれないように果物や穀物、ペットフードなどは厳重に保管するようにしましょう。
▽ヤブや草むらを刈り取りしましょう
民家や通路周辺にクマが潜みやすいヤブや草むらがある場合は、できる限り刈り取って見通しをよくして、出会いがしらの接触を防止しましょう。
▽森林や森林の近くに行くときは音の出るものを携帯しましょう
山や森林に入るとき、森林付近の農地に出かけるとき、また、夜間に外出するときは、鈴やラジオなど音の出るものを身につけましょう。特に雨の日や川沿いの場所では、人のにおいや物音が伝わりにくいため、大きな音を出して人の存在を知らせましょう。
▽人里でも夕方から早朝にかけての外出時には注意しましょう
クマは夕方から早朝にかけて人里に出没する可能性が高くなります。この時間帯はクマが出そうなところに近づかないようにしましょう。
問合せ:地域振興課
【電話】26-1015
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