◆川北隣保のみなさん(西川辺)
~川北 Jizo 令和の大改修~
市川町役場の北、播但連絡道路の高架を抜けた場所に岩を削った吹き抜けの小堂が並んでいます。そこには天明4年(1784年)に造立された大きなお地蔵様が祀られており、地域住民をはじめ遠方からの参拝者の姿も時々見受けられます。
現在、このお地蔵様は西川辺区の川北隣保のみなさんが大切に管理をされていますが、お地蔵様を囲む祠(ほこら)は前回の改築から約64年経過しており、激しく傷んでいました。隣保のみなさんは限られた予算のなかで何とか綺麗にできないかと考え、自分たちの知識や経験を生かしてDIYに挑戦することとしました。知り合いの方から安価で材料を調達したり、機材を借りながら作業を進め、約半年かけて完成させたそうです。特に瓦屋根の葺き直しについては、誰も要領が分からずインターネットで調べながら作業されたとか。
こうして無事、5月19日に落慶法要(開眼供養)の日を迎えることができました。
川北隣保のみなさんは「多くの人にお参りしていただくために、お地蔵様を大切に祀り続けたい」と話されました。
※落慶法要:寺院などで新築や修理の完成を祝う法要
川北隣保の地蔵岩盤水についてはこちら
※二次元コードは広報紙2ページをご覧ください。
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