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新温泉町文化会館だより

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兵庫県新温泉町

■第29回高齢者交流会を開催しました
2月16日(木)、文化会館交流事業のひとつ、「第29回高齢者交流会」を開催し、21名の方に参加をいただきました。「健康講座」では、新温泉町健康福祉課の山本保健師から「お口の健康について」のテーマで「お口元気はからだの元気の源」と題してお話を聞きました。
歯周病は、50代人口の約8割がかかっており、肺炎や心臓病、動脈硬化、糖尿病などにかかるリスクを高める可能性がある。歯周病を防ぐことは、狭心症や心筋梗塞の予防につながる。歯周病は糖尿病を悪化させ、アルツハイマー病の原因物質となるアミロイドβを10倍にも増やすといわれている。よく噛むことは、唾液の分泌を促し消化を助け病気を防ぐとともに、脳が活性化され、運動機能も向上することなどを学びました。
続いて、美方警察署の田村様と入江様から、交通安全と特殊詐欺についてのお話を聞きました。美方警察署管内での交通事故死亡者数は4年連続ゼロ、人身事故件数は前年度比12件の減少で、負傷者数も前年比13人の減少である。新温泉町内では、人身事故件数は5件減、負傷者数は5人減である。「高齢ドライバーは出会い頭の事故に注意する」、「高齢者歩行者は夕暮れや夜間に注意する」、「身を守るのは安全確認と反射材」などを学びました。
「特殊詐欺」では被害防止についてのお話を聞きました。令和4年度は、兵庫県全体での被害件数は1,074件、被害総額は18億円、美方署管内での被害件数はゼロ件である。また、今、多く発生している詐欺は、キャッシュカード詐欺、還付金詐欺、オレオレ詐欺などである。防犯ポイントは、『暗証番号は教えない』『キャッシュカードは見せない』『還付金はATMでは受け取れない』『コンビニではカードを買わない』『電話でお金の話は詐欺と思え』です。
人権学習では、「いろいろな性」をテーマにした人権啓発DVD『みんなで考えるLGBTs』を視聴しました。
このDVDは学校を舞台にしています。自分が何者であるのかという戸惑いや揺らぎを経験する生徒たちを主人公にしながら、心の性や表現する性について学習を深めていけるような展開になっていました。
そして、参加者の皆さんがお待ちかねの手作り昼食は、文化会館料理教室生の6名の方々に腕を振るっていただきました。
この日の献立は、ひじき、ニンジン、雑魚を混ぜ合わせた「ひじきご飯」、「チキンカツ」「ポテトサラダ」「卵焼き」「ほうれん草と白菜の白和え」「筑前煮」「高野豆腐のふくめ煮」「大根と白菜の漬物」「きんかんの甘煮」でした。大変美味しい食事をご用意していただきました。今回はコロナウイルス感染症対策のため、会場での会食を避け、弁当にして各自持ち帰りいただきました。
とても、有意義な交流会でした。

■令和5年度「人権学習会」のテーマは『性の多様性を認め合う~だれもが自分らしく生きられる社会をめざして~』
文化会館では、同和問題をはじめ、女性、子ども、高齢者、障がいのある人、外国人、ハンセン病、インターネットによる人権侵害などの人権課題をテーマに、各種団体、地域住民、町職員を対象にした人権学習会を年間延べ60回程度実施しています。
令和5年度の人権学習会のテーマは『性の多様性を認め合う~だれもが自分らしく生きられる社会をめざして~』です。視聴ビデオは令和4年度作成の兵庫県人権啓発ビデオ「バースデイ」を使用します。
現在、性的少数者の人たちについては、依然として社会理解が進まず、偏見や差別、配慮に欠けた対応などで、自身の思いや悩みを打ち明けることが難しく、周囲の無理解に苦悩し、生きづらさを感じている状況など様々な問題があり、深刻な人権問題になっています。
一方、性的少数者であることを打ち明けられた家族や友人等は、既成概念による偏見や知識不足によって、理解しようと向き合う前に混乱や抵抗感にとらわれてしまうことが多くあります。
性の在り方は多様で一人ひとりの人権にかかわることであるため、性的少数者の存在や悩みに気づくことが大切です。
このビデオを性的少数者の人たちについて理解するきっかけとし、その多様性を認め、お互いの人権を尊重することが、すべての人が自分らしく生きていける社会につながっていきます。そのような社会の実現をめざすことを目的としてこのドラマは制作されています。

問合せ:新温泉町文化会館
【電話】82-3328

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