文字サイズ
自治体の皆さまへ

いつ起こるかわからない自然災害に備えて~秋は台風や大雨が多いシーズンです~

2/42

兵庫県新温泉町

秋は台風が発生しやすく、台風の前線の影響で、大雨、洪水、暴風、高潮等による自然災害が発生しやすい季節です。全国各地で浸水被害を受けるなど、これまで想定外と思われてきた豪雨が毎年のように発生しています。災害はいつ起こってもおかしくなく、一度起こると多くの命と財産が失われます。『自分の命は自分で守る』ためにも、日ごろから非常用持出袋の準備やハザードマップの確認などを行い、自然災害に備えましょう。

■大雨・台風では、どのような災害が起こるのか
台風が接近・上陸すると、大雨、洪水、暴風、高波、高潮などをもたらします。最近では短時間に狭い範囲で非常に激しく降る雨が頻発し、川のはん濫や土石流、がけ崩れ、地すべりなどが発生しやすく、人々の生活や生命が脅かされるような自然災害が度々発生しています。雨で増水した川や田んぼを見に行って流されてしまったり、浸水した道路で側溝の境界が見えにくいために転落したりする事故も発生します。

▽全国的に大きな被害をもたらした令和2年7月豪雨では…
令和2年7月3日から、西日本や東日本で大雨となり、特に九州では4日から7日は記録的な大雨となりました。また、九州だけでなく、岐阜県周辺でも激しい雨が断続的に降り、熊本県、鹿児島県、福岡県、佐賀県、長崎県、岐阜県、長野県の7県に大雨特別警報が発表されました。その後も前線は本州付近に停滞し、全国的に大雨となりました。この豪雨により、大河川での氾濫が相次ぎ、土砂災害や低地の浸水等が発生し、人的被害・住家被害のほか、九州地方を中心に停電や断水が相次ぐなど、ライフラインにも大きな被害が生じました。

■大雨・台風に対して、どのように備えるのか
警報などの防災気象情報を利用して、被害を未然に防いだり、軽減することが可能です。テレビやラジオなどの気象情報に十分注意してください。台風や大雨の危険が近づいているというニュースや気象情報を見たり聞いたりしたら、災害への備えをもう一度確認しましょう。

▼今すぐできること
・非常用持ち出し品の点検をしましょう。
懐中電灯、携帯用ラジオ(乾電池)、救急薬品、衣類、非常用食品(3日分)、携帯ボンベ式コンロ、貴重品など

▼家の外の備え
台風が接近すると大雨や風が一気に強くなります。大雨は降る前、風が強くなる前に家の外の備えを行いましょう。
・窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要に応じて補強する。
・側溝や排水溝は掃除して水はけを良くしておく。
・風で飛ばされそうな物は飛ばないように固定したり、家の中へ格納する。

▼家の中の備え
大雨が降ったり、風が強くなると外にでることが困難になり、必要な物を買いに行くことができなくなります。いざという時のために日ごろから必要な物を買い揃えておきましょう。
・室内からの安全対策…飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼ったり、万一の飛来物に備えてカーテンやブラインドを降ろしておく。
・水の確保…断水に備えて飲料水を確保するほか、浴槽に水を張るなどして生活用水を確保する。

▼防災・気象情報を活用して、早めの避難を心がけましょう!
災害から命を守るためには、町などが行う対策などの「公助」だけでなく、私たち一人ひとりの「自助」、すなわち、危険を感じたら早めに避難するなど、自らの命を守るための防災行動を起こすことが重要です。そのような「自助」のために様々な機関が発表する「防災・気象情報」が役に立ちます。

▽ひょうご防災ネットを登録しましょう
ひょうご防災ネットでは、兵庫県及び町から「避難に関する情報」などの緊急情報や地震、津波、気象警報などの防災に関する様々な情報を入手できます。

▽防災行政無線の放送内容聞き直しサービスが便利です
町ホームページでは、防災行政無線による放送内容の聞き直しをすることができます。また、ひょうご防災ネットのアプリやメールで防災行政無線の通知を受け取ることができます。あわせてご利用ください。

▽避難場所を確認しましょう
普段から家族で避難場所や経路、連絡方法などを話し合っておきましょう。

■ちょこっと豆知識~ローリングストック~
ローリングストックとは備蓄(ストック)している食料を賞味期限が切れる前に定期的に消費し、その都度買い足して揃える(ローリング)方法のことです。
例:缶詰、カップ麺、水、乾電池

問合せ:町民安全課防災安全室
【電話】82-3120

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU