すけっちしんおんせん～まちの話題(1)～

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■但馬牛の魅力を未来へつなぐ
世界農業遺産に認定された「人と牛が共生する美方地域の伝統的但馬牛飼育システム」を未来へ継承し、地域の魅力の再認識と今後の保全活動につなげることを目的に「世界農業遺産認定記念シンポジウム」を12月2日に夢ホールで開催し、約250名が来場しました。第1部に記念講演が行われ、第2部の地域発表では、みかた和牛会の小林一樹会長(香美町小代区)による発表のほか、夢が丘中学校3年生10名が但馬牛に関する学習発表を行いました。

■戦没者を追悼し恒久平和を願う
11月11日、夢ホールで「新温泉町恒久平和祈念式」を行いました。多数の来賓や戦没者遺族など約150名が参加し、戦没者を追悼するとともに、平和への誓いを新たにしました。前半の「戦没者追悼」の部では、戦没者の冥福を祈り、参加者全員で黙とう、献花を行いました。後半の「平和の集い」の部では、ゆむら女声コーラスが平和の歌として唱歌を合唱し、また、平和祈念作文(事前に町内の小・中・高校から募集)の優秀作品の中から3名の児童生徒が発表しました。

■浜坂のカニを求めて
11月18日、浜坂漁港のせり市場で「第36回浜坂みなとカニ祭り」が開催されました。
悪天候の影響により、規模を縮小しての開催で、恒例のステージイベントやセコガニ汁の振る舞いなどは中止となりましたが、松葉ガニをはじめとする海産物等の販売コーナーには、町内外から多くの方が訪れ、開場前から長蛇の列ができました。また、セコガニご飯などの味覚コーナーでも多くの品が売り切れるなど、解禁したばかりの冬の味覚を堪能しました。

■公立浜坂病院創立50周年記念式典
11月26日、夢ホールで「公立浜坂病院創立50周年記念式典」を開催しました。
公立浜坂病院は、昭和33年7月に公立豊岡病院組合浜坂分院として開設後、昭和48年5月に町立の病院として発足しました。
記念式典では、町立病院として開設してからの50年の歩みを振り返り、記念講演では、神戸大学大学院地域医療教育学部門特命教授の岡山雅信氏に『地域で生きる人々を支える医療』についてご講演いただきました。

■宇野雪村賞全国書道展表彰式
11月20日～29日、浜坂先人記念館以命亭で「第24回宇野雪村賞全国書道展」作品展を開催しました。
書道展は郷土の先人で書家の宇野雪村先生を顕彰するとともに書道の普及を図る目的で毎年実施し、今年は全国各地から1,145点の応募がありました。
11月19日の表彰式には、特別賞受賞者17名とその関係者が出席。受賞者一人ひとりに賞状と記念品が授与されました。最高賞の『宇野雪村賞・文部科学大臣賞』を受賞した藤田霄坦(しょうたん)さんは「名誉ある賞なのでありがたい」と受賞の喜びを語られました。