■令和5年度「第31回文化会館文化祭」を開催しました
毎年12月4日から12月10日の一週間は国(法務省)が定めた「人権週間」です。
文化会館では、毎年この期間中に近隣10町内会や文化会館運営委員会、文化会館教室生等が実行委員会となって文化祭を実施しています。
本年度は、12月3日(日)、『第31回人とひとをつなぐ文化会館文化祭』を開催し、約150名の町民の方々に交流を深めていただきました。
文化会館1階ホールでは、種々の洋花を使った生け花小原流が会場を彩り、作品展示では、花器、マグカップなどの陶芸作品、写真、切り絵、造花、短歌、つまみ細工、大衆歌など多くの作品が披露されました。
バザーでは、地元産コシヒカリと但馬牛を使用したコクのあるカレーライスを料理教室生に作っていただきました。
また、着付け教室講師に着付けをしていただいた茶道教室生による薄茶平点前によって、厳かな雰囲気のなかでとても美味しいお茶をいただきました。
2階大会議室では、焙煎珈琲教室生が、モカ、パナマ、コロンビア、マンデリンの生豆を焙煎し、香り豊かな珈琲を提供してくれました。
珈琲の香りに包まれた大会議室のステージでは、「将来の自分に希望が持てるようにしたい」「自分だけでなく周りの人のことを大事にできる関係を創る」ことを目的に、日々、表現学習や体験学習、体験的な仲間づくり活動に取り組んでいる浜坂中学校の7名のひまわり生徒が、転地学習で訪れた広島原爆ドームでの学習成果を発表し、浜坂北小学校の11名のささゆり児童は青い鳥学級との交流会やインドネシアの人たちとの交流会の様子などを発表してくれました。
さらに、「令和5年度全国中学生人権作文コンテスト兵庫県大会」において、ハンセン病をテーマにした人権作文で「最優秀賞」を受賞した夢が丘中学校3年生の川元桃花さんには、受賞作品『知るということ』を発表していただきました。
子どもたちの発表が会場全体を感動の渦に包み、すばらしい文化祭になりました。
問合せ:新温泉町文化会館
【電話】82-3328
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