令和5年度の決算がまとまり、9月町議会定例会で認定されました。
令和5年度決算は、一般会計と5の特別会計を合わせた総額で、歳入が180億9,185万円、歳出が173億3,933万円となり、翌年度への繰越事業の財源となる3億106万円を差し引き、実質収支は4億5,146万円の黒字となりました。ここでは、国(総務省)が公表する地方財政統計の「普通会計」という会計区分により、令和5年度の決算・財政状況をお知らせします。(本町の普通会計とは、一般会計、浜坂地区残土処分場事業会計の2会計をいいます。)
■普通会計の決算状況
▽歳入
歳入総額は、前年度比8・3%(10億7509万円)の増となりました。町税は、たばこ税が減となったものの、町民税・固定資産税・軽自動車税・入湯税が増となり、全体で前年度比2・1%(2852万円)の増となりました。地方交付税は、普通交付税は減、特別交付税は増となり、前年度比0・2%(1046万円)の減、また、国庫支出金は、前年度比0・3%(416万円)の減となりました。地方債は、前年度比71・7%(5億8154万円)の増となりました。財源の不足を補うため、財政調整基金繰入を行って財源を確保しました。
▽歳出
歳出総額は、前年度比9・5%(11億5834万円)の増となりました。人件費は、給与改定などにより前年度比5・7%(1億1334万円)の増、扶助費は、前年度比3・6%(4023万円)の増、公債費は、前年度比6・7%(1億73万円)の増となり、義務的経費と呼ばれる人件費、扶助費、公債費の合計は、前年度比5・5%(2億4503万円)の増となりました。
また、ケーブルテレビ整備事業等の実施により普通建設事業費は、前年度比39・0%(4億6918万円)の増、物件費は、前年度比6・7%(1億3158万円)の減となりました。
▽一般会計・特別会計
※端数処理により合計と内訳が一致しない場合があります
▽企業会計
令和5年度決算については、町ホームページの『行政情報→財政→決算』でもご覧いただけます。
▽町債と基金(普通会計)
令和5年度末の町債残高は、140億725万円となり、前年度末に比べ1億6597万円減少しました。令和5年度末の基金残高は、59億778万円となり、前年度末に比べ5億9115万円増加しました。
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