本町では、能登半島地震の被災地支援を行うため、職員2名を被災地に派遣しました。この派遣は、兵庫県の支援職員派遣の第9陣(新温泉町・洲本市・太子町)として2月1日から6日までの6日間で、県の「カウンターパート方式」の支援先である珠洲市に滞在し、珠洲市立健民体育館を拠点として被災地支援(避難所運営支援)のため活動しました。
道路状況は悪く、大きな道はまだ通行できないところが多い。至るところでひび割れ等を起こしているため、車両が通行できる最低限の応急処置を行っている。
現地での主な活動は、避難所をまわり、避難者の健康状態の確認と物資等のニーズの聞き取り。地震発生から1か月が経過していることから、物資要望の内容がより細かくなる傾向にあった。しかし、珠洲市内全域で断水状態は続いており、水は今でも貴重となっている。
■派遣職員の声
・避難所で生活している方たちの団結力は強く、皆さんが自分たちで何とかしようという思いで過ごされていました。元々、住民の防災意識は高く、防災訓練などには積極的に参加していたとのことで、自助・共助の考えが強いことが、人命被害を最小限に抑えられた要因であると感じました。
・1か月が経過した今でも緊急対応に追われているところもあり、復旧するのはまだまだ時間がかかります。新温泉町として、これからも継続した支援が必要だと感じました。
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