■「相撲のまち新温泉」復活
大相撲春巡業浜坂場所の開催にあたり、関係者の皆さま、町民の皆さまには多大なご協力をいただき、また、多くの方にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
■来年は合併20周年
来年10月に合併20周年を迎えます。合併時と現在では、町の状況は大きく変わりました。
合併した平成17年10月1日の人口は1万7467人で、今年2月1日現在は1万2366人となり、5101人、約30%減りました。高齢化率は約42%で、集落は61から60(桧尾が消滅)となり、その内、限界集落(65才以上の人口が5割以上の集落)は合併時の5集落から21集落になりました。
平均寿命は男80・5年、女87・5年、約5000世帯の内、高齢者の独居世帯は704から約620世帯に、夫婦のみの世帯は614から830世帯に、百歳以上は5人から28人になりました。
■結婚とこども
結婚は合併時の85組から昨年は13組に、離婚は18組から7組でした。赤ちゃんの生まれた人数は、合併時は126人で、令和5年度は50人でした。
合併時の保育園児と幼稚園児の合計は501人で、令和6年度は276人です。小学生は10校1015人から6校516人に、中学生は2校573人から318人に、高校生は460人から201人に減少しました。
■農業・漁業
水稲共済加入農家は合併時の1698戸から約980戸に、販売高は約3億9000万円から約2億8000万円に、漁獲量は約5949トンから約4000トンに、漁獲高は約33億7000万円から約35億円に、畜産農家は108戸から38戸に、米の販売高は約3億9000万円から約2億8000万円(JA取扱い分)に減少しました。
■健康・介護保険
国民健康保険加入者は合併時の7301人から3026人に、保険料は一人当たり年間4万1011円から8万0793円に、介護保険認定者は727人から1099人に、保険料は年間3万4560円から6万5400円になりました。
■基金と借金
一般会計の基金は合併時の3億5000万円から48億848万円に増え、借金は310億8000万円から214億1000円に減少予定です。
現状も踏まえて、更なる発展に向けて新年度をスタートさせます。
■新年度の職員体制
令和6年度は12人の新人職員が入りました。7人が事務職として、保育教諭が1人、看護師が3人、介護福祉士が1名人。また、浜坂病院に2人の医師が着任しました。正規職員が276人、会計年度任用職員(以前の臨時職員など)が276人、再任用職員(退職された職員の再雇用)が18人で総勢570人となりました。
■役場の役割
今年度の一般会計予算は約132億円、特別会計などを含めると総額で224億円になります。役場の仕事は町民生活を底辺で支えると同時に、町の将来を決める重要な役割を担っています。誠実に謙虚に町民の皆さんに向きあい、仕事を行ってまいります。今年度もよろしくお願いいたします。
新温泉町長 西村銀三
※「こちら町長室」の動画(CATV版)は、町ホームページでご覧いただけます。
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