日本では、2万人を超える人が自ら命を絶っており、深刻な状況が続いています。また、自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)は主要先進7か国の中で最も高くなっています。
もしもあなたが悩みや不安を抱えて困っているときには気軽に相談できる場所があります。相談方法もいろいろあるので、ご希望の相談窓口を選んで話してみませんか。
■新温泉町の取組
第2次健康しんおんせん21の中間評価の際に実施したアンケートでは、相談相手がいない町民が2割弱で、睡眠による休養が十分にとれていない人が3割という結果でした。
しんどい時には身近な人に相談したり、声をかけたりしてもらえたら、少し気持ちが楽になります。
そこで、本町では地域における「ゲートキーパー」の役割を担う人づくり、中学生へ相談することの大切さを伝える授業、こころのケア相談事業、各種個別相談等を行っています。
■ゲートキーパーとは?
悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことで、言わば「命の門番」とも位置付けられます。
自殺予防には、悩んでいる人に寄り添い、関わりを通して「孤独・孤立」を防ぎ、支援することが重要です。
問合せ:健康課健康推進係
【電話】99-2940
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