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お口のケアを見直しましょう!

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兵庫県新温泉町

冬はインフルエンザ等の感染症の流行や、体調不良を起こしやすくなる時期です。
感染症対策には、「手洗い」「マスクの着用」に加えて、「お口の中を清潔に保つこと」がとても大切です。多くの感染症は、鼻や口、目の粘膜などから菌やウイルスが侵入することで起こります。お口の中が不潔だと、お口に潜む歯周病菌などの細菌が活発に働き、ウイルス等が粘膜へ感染・侵入するのを助けてしまいます。
誰もができる歯みがきなどのお口のケアは、感染症対策の第1歩です。感染症が流行しやすいこの時期こそ、お口のケアを見直して元気に冬を乗り越えましょう!

■口腔内を清潔に保ちましょう
▽正しい歯みがきのポイント

細菌が最も繁殖するのは唾液の分泌が減る就寝中です。どんなに忙しくても寝る前は必ず時間をかけて歯みがきをするようにしましょう。
※毛先の開いた歯ブラシは、歯石除去率が62%まで下がります。月に1回は歯ブラシを交換しましょう。
※歯ブラシのあとにデンタルフロスや歯間ブラシを使用し、歯と歯の間の歯垢もしっかり除去しましょう。

■マスクの着用によりお口が乾燥していませんか?
マスクを着用することで無意識のうちに口呼吸が習慣になると、唾液の量が減り、お口は乾燥してしまいます。唾液の減少やお口の乾燥は唾液の自浄作用を弱め、口臭や歯周病悪化の原因になります。お口の乾燥を防ぎ、感染症にかかりにくくするために、次のことに気を付けましょう。

▽適度な水分補給
冬場は暖房の使用などの影響で空気が乾燥しやすいです。また、夏に比べてのども乾きにくいため、水分補給の回数も減りがちです。冬場も適度な水分補給を心がけましょう。

▽唾液の分泌を促す唾液腺マッサージ
(1)耳下腺を刺激
耳の前(上の奥歯あたり)付近にある耳下腺は、梅干しなど酸っぱい食物をイメージすると唾液が出てくる場所です。ここに指数本を当て、前に向かって指全体でやさしく10回ほどなでます。

(2)顎下腺を刺激
顎下腺は顎の骨の内側のやわらかい部分。ここに親指を当て、耳の下から顎の下まで、3~4か所に分け、順に押していきます。押す回数の目安は、各ポイントをゆっくり5回程度。

(3)舌下腺を刺激
舌下腺は顎のとがった部分の内側のくぼみの部分。ここに両手の親指をそろえて当て、10回くらい上方向にゆっくり押し上げます。

■かかりつけ歯科医をもちましょう
かかりつけ歯科医は、子どもや大人、高齢者などあらゆる年代のお口の健康をサポートします。特に、正しい歯磨きや歯科の定期健診受診などの習慣は子どもの頃から定着することが大切です。家族みんながきれいなお口で美味しい食事をしっかり摂って、免疫力を高めて元気に過ごしましょう。

問合せ:健康課健康推進係
【電話】99-2940

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