●第2話 日本とフランスの洗濯機
コンセントや通貨だけでなく、洗濯機の違いも海外旅行者にとって重要なポイントの一つです。フランスの洗濯機は、日本とは異なる特徴がいくつかあります。
(1)温度調整の幅が広い
フランスの洗濯機は温度を自由に調整でき、服の素材に合わせて20度から90度まで設定できます。一般的には30~40度で洗うことが多いですが、ベッドシーツなどは60度で洗うことが推奨されます。ただし、お湯で服を洗うと色が落ちる可能性があるため、同じ色の洗濯物で洗濯機を回す必要があります。
(2)水の量が固定
フランスの洗濯機では、水の量を選ぶことができません。平均的には50リットルの水が必要とされ、日本の洗濯機よりも多くの水を消費します。
(3)長い洗濯サイクル
フランスの洗濯機の洗濯時間は一般的に1時間半から2時間かかり、場合によっては4時間かかることもあります。このため、週末や在宅勤務の日に洗濯を行うことが一般的です。
人権推進課国際交流員 ボコブザ・ローラ
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