市は、木材に触れることで自然を大切にする心を育む「木育活動」の一環として、今年4月1日以降に出生した新生児に地域産材で作られた積み木の玩具の支給を8月1日(火)から開始しました。
支給開始を記念し、市役所本庁舎で“ファーストウッドプレゼント”贈呈式を開催。贈呈式には3組の親子が参加し、参加者1組ずつに藤岡市長から、木製玩具が直接手渡されました。
森林資源の活用は市域の84パーセントを森林が占める本市において、伐採時期を迎えた樹木を有効に活用することができる他、地球温暖化防止や土砂災害などの災害を防止する森づくりにつながります。
木製玩具を受け取った井関(いせき)朔也(さくや)さん、歩美(あゆみ)さん夫妻は「地元の素材で作られたものなので安心して使えます。木で作られたおもちゃを通して、子どもが自然に興味を持つきっかけになると嬉しいです」と話されました。
木製玩具の制作を受託した市内家具メーカーの担当者は「ケヤキやイチョウなどさまざまな種類の木を使い、1ピースごとに木の色が異なるように工夫を凝らしました。触ると感触や重さも異なるため素材を楽しんでもらえると嬉しい」と話しました。
問い合わせ先:農林振興課
【電話】672-2774
<この記事についてアンケートにご協力ください。>