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手話はみんなのもの ~心のつながり~ No.5

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兵庫県朝来市

●手話のなりたち(歴史的由来から)
手話のなりたちの最後は、「歴史的由来」からできた手話です。名前を表す「加藤」、「佐々木」、「斉藤」などがあります。

〔歴史的由来からできた手話の例〕
○加藤…加藤清正の槍を表しています
両手人さし指を左の腰あたりに置き、同時に斜め前に突き出す

○佐々木…佐々木小次郎の背中にさした刀を表現
右手を握り、背中の刀を収めたり出したりするような動きをする

○斉藤…斎藤道三のチョビヒゲを表す
右手人さし指と中指を立て、顎から下向きに2回おろす

※詳しくは本紙をご覧ください。
※本紙掲載の二次元バーコードを読み取って一緒にやってみよう!

●デフリンピック
オリンピックと同時開催されるパラリンピックには、聴覚障害者の協議種目はありません。聴覚障害者独自のコミュニケーション支援の整備に過度な負担がかかるというのが原因の1つとされています。
別に、デフリンピックという、聴覚障害者だけの大会があります。1924年にフランスで夏季大会が開催され、1949年にオーストリアで冬季大会が開かれてから、夏・冬それぞれ4年に一度開催されています。日本も毎回多くの選手を派遣しています。
聴覚障害の認定基準は、70デシベル(*1)ですが、デフリンピックの参加基準は55デシベルとなっていて、55デシベル~70デシベルの聞こえにくい状態の選手の活躍できる場ともなっています。
次回2025年夏季デフリンピックは、デフリンピック100周年大会で、 初めて日本で開催されます。世界各国から大勢のアスリートが参加し、大会では、国際手話が飛び交います。現在、国際手話を覚えようという企画も盛り上がっています。
(*1)デシベルは、音の強さのレベルを表す単位。聞こえる基準レベルは0デシベルで、数字が大きくなるほど聞こえにくい。日本では、両耳の聴力レベルが70デシベル以上(または、片方の聴力が90デシベル以上、他方が50デシベル以上)で身体障害者手帳の交付が受けられる

左右それぞれの親指と人差し指で輪を作ったら、右手の中指・薬指・小指の指先を上にした輪と左手の指先を下にした輪を重ね、次は上下反対にして左手の指先を上にした輪と右手の指先を輪を重ねます。
※詳しくは本紙をご覧ください。

問合せ:社会福祉課
【電話】672-6123【FAX】672-4109

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