ふくしの窓口から～つながり便り～

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●向こう三軒両隣会議を知っていますか
朝来市地域包括支援センターには、地域の皆さんからさまざまな相談が寄せられます。その中では、制度の利用や介護保険などのサービスの紹介だけでは簡単に解決できない、個々のご家庭の課題や複数の困りごとを抱えておられることがあります。このような現状に対し、福祉や医療の関係職員だけでなく、地域の皆さんや区長・民生委員の人たちにも参加していただき、みんなで連携しながら支援するための話し合いの場をもつようにしています。地域包括支援センターではこれを、「向こう三軒両隣会議」と呼んでいます。
令和5年度の高齢者に関する相談は、1,200件を超えています。その中で52回の向こう三軒両隣会議を開催し、そのうちの4割以上に地域の皆さんや区長・民生委員の皆さんに参加していただき、一緒に考えていただくことができました。
相談内容はさまざまで、本人や家族だけでは解決できずに問題が複雑化して、問題解決までにかなりの時間を要することもあります。そのため、今後は地域の見守りや良い関係を保つような関わりがますます必要と考えられます。福祉や医療の職種だけでなく、地域の皆さんや区長・民生委員の皆さんが向こう三軒両隣会議に参加して意見交換や問題の共有をすることで、さまざまなネットワークをつくり、連携を深めることができるようになってきています。
暮らしに困難を抱えた人を、地域住民だけでなく、さまざまな専門職と連携し支援していくことで、一人一人が住みよい暮らしを続けられるよう、地域社会全体で支え合える体制づくりが大切です。地域で気になる人や気になることがあれば、高齢者相談センターや地域包括支援センターにご相談ください。

▽相談内容(項目内訳)

※重複あり

問合せ：
朝来市地域包括支援センター【電話】672-6125
生野地域包括支援センター【電話】670-5202