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ボコブザ・ローラのぱらりらぽん

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兵庫県朝来市

●第13話 言葉の翻訳
言葉遊びの翻訳は難しく、時には新たな言葉遊びを考える必要があります。ポケモンの名前はほぼすべてが言葉遊びで構成されているため、各国の翻訳を比較してみるのはとても興味深いです。
例えば、「オニドリル」のフランス語名は「Rapasdepic(ラパスデゥピック)」です。日本語では「鬼」と「ドリル」を組み合わせた名前ですが、フランス語では「Rapace(ラパス)(猛禽)」と「Asdepic(アスデゥピック)(スペードのエース)」を組み合わせた名前になっています。これにより、日本語版と同じく恐ろしさとクチバシの形をうまく表現しています。
私が個人的に一番好きな翻訳例は「カモネギ」のフランス語版です。「鴨が葱を背負って来る」ということわざはフランス語にはないため、フランス語版では「Canarticho(カナルティショ)」という名前が付けられています。この名前は「Canard(カナル)(鴨)」と「Artichaut(アルティショ)(アーティチョーク)」を組み合わせたものです。実際にはモンスターが持っているのはアーティチョークではなくネギですが、そのギャップがフランス人にとって面白く感じられます。

人権推進課国際交流員:ボコブザ・ローラ

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