市は、令和4年度を公共交通対策元年に位置付け、市地域公共交通網形成計画に基づいて、「地域公共交通に対する意識醸成」「地域の実情に応じた新たな移動手段の導入に向けた検討」「JR播但線をはじめとする地域公共交通の利用促進」の3本柱で取り組みを推進しています。今月号では、令和6年度下半期に取り組む主な内容についてご紹介します。
●取り組み01 地域公共交通に対する意識醸成
○地域公共交通ワークショップ
和田山・山東地域にお住まいの高校生以上の市民を対象にしたワークショップ(テーマについて参加者が話し合う場)を開催します。
日時:10月27日(日) 13時~15時
場所:さんとう緑風ホール
参加申込:右記、二次元コードから申し込みください。
※二次元コードは本紙参照
申込期限:10月17日(木)
テーマ:路線バス・鉄道との共存に向けて、デマンド型乗合交通が果たす役割
○生野高校生とつくる「朝来市公共交通利用促進プロジェクト」
県立生野高等学校ゆめいく公共交通班が主催し、地域公共交通を取り巻く現状について、多世代での意見交換などを行います。
日時:11月9日(土) 13時30分~16時20分
場所:県立生野高等学校100周年記念ルーム
参加申込:参加するには事前申込が必要です。申し込みやプロジェクトの詳細については、下記問い合わせ先まで連絡ください。
問い合わせ先:生野高等学校
【電話】679-3123
●取り組み02 地域の実情に応じた新たな移動手段の導入に向けた検討
○デマンド型乗合交通(あさGO)の運行エリア拡大
10月1日(火)から朝来エリアで試験運行を開始しました。
運行内容の詳細については、あさGO専用ホームページまたは、ケーブルテレビでも利用案内番組を放送していますのでご確認ください。なお、10月1日(火)から、新たにラッピングされた車両で運行しています。
生野エリアでは、4月1日(月)から試験運行を行ってきましたが、10月1日(火)から本格運行を開始しています。乗降場所の標示がピンク色の紙からバス停型に変更になっています。また、生野エリアでは、乗降場所が82箇所から70箇所に変更になっていますのでご注意ください。本格運行の詳細については、本格運行版のパンフレットを生野エリア内に全戸配布していますのでご確認ください。
○デマンド型乗合交通(あさGO)専用ホームページの開設
10月1日(火)から、デマンド型乗合交通(あさGO)専用のホームページ(スマートフォン版含む)を開設しました。あさGOに関する最新情報や乗降場所の追加・修正などの情報を掲載していきますので活用ください。専用ホームページの開設にあわせて、市公式LINEにあさGOのインターネット予約が簡単にできるアイコンを新たに作成しました。電話予約と合わせてインターネット予約もぜひご活用ください。
●取り組み03 JR播但線をはじめとする地域公共交通の利用促進
○公共交通利用促進月間の実施
鉄道の日(10月14日)の属する10月を「公共交通利用促進月間」に位置付け、市職員(全職員対象)が「公共交通はみんなで守っていくもの」という共通認識を醸成するための取り組みを行います。市民の皆さまや市内企業の皆さまにもぜひ取組参画へのご理解とご協力をお願いします。また、期間中市内全駅にのぼり旗を掲示し啓発を図ります。
○利用促進の取り組み
観光客など市外からの利用客を増加させるために、福崎町のキャラクター「ガジロウ」が、「ガジロウが行く播但線の旅」と題して、福崎駅から生野駅を経由して生野銀山へ旅する様子をSNSで公開します。また、版画家の岩田健三郎氏デザインによるのぼり旗を期間中播但線沿線の駅に掲示することにより機運醸成につなげます。
○高齢者等優待乗車カード「あこか」や各種利用促進補助金の活用
市では、市民の皆さまの移動手段の確保や公共交通の利用を促進するために、高齢者等優待乗車カード「あこか」や各種利用促進補助金を準備しています。上手く活用してお出かけしましょう。詳細については、朝来市公共交通情報誌「あさごナビ」でご確認ください。
問い合わせ先:都市政策課
【電話】672-6127【Eメール】toshiseisaku@city.asago.lg.jp
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