◆厚生労働省兵庫労働局と朝来市雇用対策協定を締結
市は10月4日(金)、厚生労働省兵庫労働局と朝来市雇用対策協定を締結しました。
人口減少による労働力の減少が喫緊の課題となる中で、今回の協定により新卒だけでなく、子育て中の女性や障害者、高齢者など幅広い世代へ就業支援を行うことで、市内企業の人手不足や雇用・労働環境の改善を図ります。協定締結後は、兵庫労働局と合同で就業支援に関するセミナーやイベントを行うほか、朝来市内企業による合同企業説明会を神戸で開催します。
協定締結にあたり、兵庫労働局長の赤松俊彦(あかまつとしひこ)さんは「多くの人たちの就職につながるように、できることは何でもやるという姿勢で対策を講じていきたい」と話されました。
◆朝来市デマンド型乗合交通(あさGO)朝来エリア出発式開催
市は10月1日(火)、朝来庁舎前駐車場にて、朝来市デマンド型乗合交通(あさGO)出発式を行いました。
同日、本格運行を開始した生野エリアに引き続き、朝来エリアで試験運行をスタート。来年4月には和田山・山東エリアでも試験運行を開始し、来年10月以降市内全域で本格運行が始まります。試験運行初日は、延べ18人が自宅からスーパーや病院などの移動に、あさGOを利用されました。また、今回の試験運行開始にあたり、地元住民4人がドライバーとして採用されました。 新たにドライバ―となった松尾孝文(まつおたかふみ)さん(立野)は「安全運転に努めながら、地域の役に立てれば嬉しい」と話されました。
◆低コストで小型なワンコイン浸水センサが通学路に迫る危険を検知します
市は、浸水状況をリアルタイムに把握するワンコイン浸水センサをJR和田山駅周辺に5台、和田山高等学校周辺に2台の計7台を設置しました。
ワンコイン浸水センサを通学路周辺の水路や道路に設置することで、水路の水位変化や道路の路面冠水をリアルタイムに検知し、注意・警戒や解除などの情報を、市関係機関および通学路を利用する市内の一部学校に、危険度レベルに応じてメールにより通報する実証実験を行っています。
なお、9月中に発生したゲリラ豪雨に際し、一部センサで検知した注意情報を関係者にメール配信するなど、実際に児童生徒の安心安全の確保に活用しています。
◆子育てママとママ応援企業との橋渡し! お仕事大相談会開催
市は10月17日(木)、短時間・少日数で勤務することができる市内のママ応援企業と子育て女性とのマッチングイベント「お仕事大相談会」を開催しました。
このイベントは、少子化に伴い人口減少が進む中で、子育て中の女性の多様な働き方の実現と、市内事業所の従業員を確保することを目的として令和元年度から開催しているもの。10カ月から2歳児の子ども4人と子育て中の女性など12人が参加し、サービス業や介護事業所など市内10事業者の採用担当者が休暇の取りやすさなど、子育てママも働きやすい環境をPRしました。
参加した女性からは、「事業所の採用担当の方から、直に職場の雰囲気が聞けてよかった!」との声が聞かれました。
◆~昭和時代にタイムスリップ~銀谷祭り開催!
9月29日(日)、生野地域で毎年恒例の銀谷祭りが開催されました。
イベント当日は、数多くの飲食も提供され、ミゼットや旧車の展示、但陽信用金庫での絵画、貨幣の展示、昔懐かしい遊びなど、数多くの催し物が実施されました。昭和を彷彿とさせるハイカラな服を着飾った人の姿も見られ、多くの来場者で賑わいました。
生野高校マスコットキャラクターの「いくのん」と触れ合った川上夢(かわかみゆめ)さん(高砂市)は「いくのんはすごく可愛かった、美味しそうな食べ物もたくさんあるので楽しい」と嬉しそうに話されました。
◆「未来につなげ 歓喜の光」和田山花火大会開催!
9月28日(土)、和田山花火大会実行委員会主催のもと、和田山花火大会が開催されました。
これは、今まで開催されていた和田山地蔵祭での花火に代わり、子どもたちの思い出作り、ふるさと愛の醸成や観光振興などのために実施されたものです。
花火はスターマインや大型の花火を含む3,000発が打ち上げられ、観覧された人たちからは歓声が上がり、秋の風を感じながら、夏の思い出を振り返るひとときとなりました。同実行委員会会長の山本正之(やまもとまさゆき)さん(枚田岡)は、「観覧していた子どもたちの姿を見て、感慨深かった。やってよかった」と話されました。
◆自らの手で地域の環境美化を図る 朝来市クリーンアップ作戦実施
市保健衛生推進協議会は10月21日(月)、地域の環境美化事業の一環として生野地域で朝来市クリーンアップ作戦を実施しました。
今年は、生野マインホールを起点にその周辺や国道312号沿いの歩道を保健衛生委員をはじめ、市老人クラブ連合会生野支部、朝来市商工会の皆さんの協力により、散乱ごみの回収などの清掃活動を行いました。限られた時間ではありましたが、タバコの吸い殻、空き缶、ペットボトルや金属の破片などがあり、集まったごみの総重量は10キログラムにもなりました。
不法投棄のない美しいまちづくりには、市民一人一人が環境美化に関心を持って行動することが大切です。今後も皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
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