●第15話 フランスのクリスマス文化
ご存じの人も多いかと思いますが、フランスではお正月よりもクリスマスの方が大切な行事です。そのため、12月25日は祝日で、多くのフランス人が12月24日から1月1日まで休暇を取り、家族みんなで集まって食事を楽しみます。クリスマスプレゼントは子どもだけでなく大人も贈り合い、親になっても家族からプレゼントをもらうのは嬉しい習慣です。
また、クリスマスの日を待つために、多くの子どもたちは「アドベントカレンダー」と呼ばれるカレンダーを使います。12月1日から24日まで毎日1つずつ窓を開け、小さなプレゼントを受け取ります。チョコレートのカレンダーが一般的ですが、最近ではおもちゃやコスメ、紅茶など、さまざまな商品が入ったカレンダーも人気です。大人向けにはお酒入りのカレンダーもあります。
フランス各地でクリスマスは大いに盛り上がりますが、もっとも大きなクリスマスマーケットが開かれるのは「クリスマスの首都」と呼ばれるストラスブールです。
人権推進課国際交流員:ボコブザ・ローラ
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