●第7話 学校の制度
日本では、4月に新年度が始まりますが、フランスやアメリカでは9月から始まります。今月は、学校制度に関するそれぞれの違いについてご紹介します。
フランスでは、公立小学校の93パーセントが水曜日に授業を行いません。これはフランスならではの特徴であり、他のヨーロッパ諸国とは異なります。また、ほとんどの生徒は学校の給食を食べますが、一部の生徒は家に帰って昼食をとります。健康上の理由がない限り、弁当を持参することは禁止されています。
一方、日本の学校では、教室の掃除が行われることや、料理やミシンなどの家庭科授業があることが特徴です。これらは生徒が重要な生活スキルを身につけるための取り組みであり、フランスでも導入されると良いかと思います。
異なる国の教育制度を比較することで、それぞれの国の特色や価値観を理解することができるので、学校制度についてもっと知りたいと思いました。
人権推進課国際交流員:ボコブザ・ローラ
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