市では、独居高齢者の増加に伴い、身寄りのない人が増えています。
令和5年度のケアマネジャーアンケートでは、要支援・要介護者1,427人のうち、21人に身寄りがないことがわかりました。身寄りがないことで「身元保証」「意思決定」「金銭管理」「お葬式」や「財産処分」など、多くの困りごとが起こっています。
そこで、市は「身寄りのない人への支援検討ワーキング」を立ち上げ、司法書士、医師、医療ソーシャルワーカー、主任介護支援専門員、薬剤師など、8人の専門職がそれぞれの得意分野を持ち寄り、「身寄りのない人を支える資源マップ」を作成しました。
このマップが、老後の生活に不安を抱える多くの市民の安心につながるよう、また、専門職のよりよい対応につながるよう、今後も研修会など企画する予定です。
元気なうちから、支援者と一緒に「どのような時期」に「どのような困りごとが起こるのか」「その手立てにはどんなものがあるのか」を知り、準備することがとても重要です。ぜひ、この資源マップを支援者と一緒に見ながら、『未来をのぞくボタン』を押してみてください。
問い合わせ先:高年福祉課 地域包括支援センター
【電話】672-6125
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