●第8話 結婚式
4月に初めて日本での結婚式に参加することが決まり、楽しみながら準備を進めていた時に、日本とフランスの文化の違いに気づきました。
まず、披露宴での服装についてです。フランスでは、白いドレス以外ならどんな色やスタイルでも着用することができ、カジュアルなドレスも問題ありません。一方、日本では、専門店でドレスを購入し、履く靴は基本的にパンプスです。アクセサリーはパールが一般的であり、ノースリーブドレスならボレロなどを羽織ることがマナーです。
日本ではご祝儀を渡しますが、フランスではこのような習慣はありません。代わりに、結婚するカップルが食器など、欲しいものリストを作成し、ゲストはリストからプレゼントを選んで贈ります。
また、大安など日にちの吉凶の概念はなく、結婚式の日は記念日や会場の空き状況に基づいて個人的に決定されます。結婚式は2日間に渡って行うことが多いため、金曜日や土曜日によく行われます。
人権推進課国際交流員 ボコブザ・ローラ
<この記事についてアンケートにご協力ください。>