私の家の庭には槐(エンジュ)という背の高い木があり、毎年5月頃になると新芽が芽吹き出します。植えてからおよそ20年ほど経っており、もう老木なのか、今年は新緑の季節になってもなかなか葉をつけませんでした。母と「この木ももう、終わりなのかな」と話していましたが、その後すぐに枝の先から小さな葉がポツポツと顔を出し、いつの間にか木全体を覆うほどの葉でいっぱいに。まだこの木が生きていることに安堵しましたが、いつかは寿命が尽きる時が来ると思うと、この木との時間をもっと大切にしないといけないなと感じました。来年も再来年もたくさんの葉をつけてくれることを祈ります。(き)
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