■地域の魅力を再発見するきっかけに
二人は、共通の知り合いに声をかけられたことがきっかけで、与布土お宝探検隊のスタッフになることを決めた。小学校を卒業してから自然の中で遊ぶ機会が少なくなった二人は、与布土お宝探検隊のスタッフをとおして、改めて地域の自然の豊かさや、その中で思い切り遊ぶ楽しさを再認識できたと話す。子どもたちのテンションに圧倒されることもあるけれど、心を開いて話しかけてきてくれると嬉しい気持ちになるという。子どもたちが自然や地域の大人たちと触れられる与布土お宝探検隊が、これからもずっと続くことを願っている。
■子どもたちに生きものの面白さを伝えたい
幼い頃から生きものが好きな二人は、保育園の頃、地域の大人に川や山に連れて行ってもらった経験が、思い出として色濃く残っている。一緒に生きものを探して捕まえたり、生態や特徴など自分たちが知らないことを教えてもらった経験が、より一層生きものや地域の自然を好きになるきっかけになったと話す。将来は、生きものの面白さをたくさん教えてくれた地域の大人のように、子どもたちと一緒に自然や生きものに触れながら、その面白さを伝えられる仕事がしたいと、夢を語った。
石田煌(いしだこう)さん(山歳)・日神美晴斗(ひかみはると)さん(和賀)
梁瀬中学校に通う中学3年生。受験を控えながらも、今年の春から与布土地域自治協議会が主催する小学生向けプログラム「与布土お宝探検隊」のスタッフとして活動している。生きものが好きな二人は、スタッフとして自然の中でのびのびと遊ぶ子どもたちを見守りながら、与布土に棲(す)む生きものや自然に触れ合える時間を楽しんでいる。
※詳しくは本紙をご覧ください。
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