◆環境を考える機会に 朝来市環境フェスタ2024開催
市は8月4日(日)、朝来市環境フェスタ2024を開催しました。
このイベントは、地球温暖化防止、循環型社会の形成、自然環境の保全などの環境問題に対する理解を深め、環境保全の意識の高揚や行動変容、ライフスタイルの転換につなげることを目的に、エネルギーや生き物、ごみに関する環境問題について楽しみながら学び考える機会として実施したものです。
展示されていたヘビの「ヒバカリ」と触れ合った田中稜真(たなかりょうま)さん(城南台)は「ぬるぬるしてて持ちにくかったけど、すごく可愛かった」と嬉しそうに話してくれました。
◆地域一体で有機農業を推進! オーガニックビレッジ宣言
市は7月27日(土)、地域全体で有機農業を進める「オーガニックビレッジ宣言」を行いました。
この宣言の第一歩として、学校給食で使用する米を「コウノトリ育む農法」で栽培した無農薬米に切り替え、地域での有機農業を進める施策を展開することを表明しました。 宣言同日に開催した朝来市オーガニックライフイベントでは、無農薬野菜の販売や自然環境を学べるワークショップなどのブースが設けられ、多くの来場者で賑わいました。
イベントを訪れた早田真紀(はやたまき)さん(三保)は、「無農薬の夏野菜が多く売られていて、安心して買うことができました」と話されました。
◆市政に想いを届ける 令和6年度高校生議会開会
朝来市議会は8月1日(木)、市役所本庁舎内の議場にて令和6年度高校生議会を開会しました。和田山高等学校の生徒9人、生野高等学校の生徒6人の計15人が参加し、空き家や駅待合室の活用、市の観光施策などについて市議会議員に質問や提案を行いました。
和田山高等学校2年生の磯愛理(いそあいり)さん(寺内)は、「事前リサーチで朝来市の強みが農業だと思ったこと、また、家族が農業をしており、その手伝いを小さい頃からしていて親しみがあったため、農業を生かした観光施策を提案しました。緊張して少し失敗してしまったけど、大きな声で言うことを心がけました」と話されました。
◆5年ぶりのアメリカ訪問! 中学生派遣団がニューバーグ市で姉妹都市交流
8月1日(木)から8月8日(木)までの8日間、市内4中学校から選ばれた生徒5人が、朝来市の姉妹都市アメリカオレゴン州ニューバーグ市を訪問しました。
アメリカを訪れた生徒は、5月に本市を訪れたシャヘイラムバレー中学校の生徒とともに授業を受けたり、校舎内を案内してもらうなど、日本とアメリカそれぞれの風土の違いを体感しました。
また、現地の学生やホストファミリーと積極的にコミュニケーションを取るなど、滞在期間をとおして多くのアメリカ文化を感じ、新体験に満ちた8日間の旅となりました。
◆地域公共交通のこれからを考える 地域公共交通ワークショップ開催
市は7月21日(日)、生野・朝来地域在住の市民を対象に、令和6年度第1回地域公共交通ワークショップを開催しました。
このワークショップは、市民が地域公共交通について考えることを目的に開催しており、当日は生野高校生をはじめとする24人が参加。「路線バス・鉄道との共存に向けて、デマンド型乗合交通が果たす役割」をテーマに、公共交通の利用促進、デマンド型乗合交通の果たす役割などについて、参加者が意見交換を行いました。
意見交換のあとは、テーブルごとに取りまとめた意見を発表。各種公共交通機関の共存、維持に向けて考える機会として、有意義なワークショップとなりました。
◆防災意識の向上を目指して 与布土地域防災FEST2024開催
朝来市消防団山東支団第4分団は8月4日(日)、「与布土地域防災FEST2024」を開催しました。
このイベントは地域住民の防災意識の高揚と、有事の際に備え、「自助」、「共助」、「公助」の連携の輪を広げるために開催されたものです。当日は防災講演会をはじめ、建物の中での煙体験、消防団なりきり撮影会や防災迷路、消防団活動のパネル展示など、多くの催しを実施。
同分団の高本祐一(こうもとゆういち)さん(柊木)は「来年は阪神淡路大震災から30年、北但大地震から100年の節目となる。このイベントを通して、与布土地域の防災について改めて考える機会としたい」と話されました。
◆プライベートサロン「koti.」がオープンしました
このほど、「にぎわい創出補助金」を利用し、Hair Salon「koti.(コティ)」が、和田山町玉置にオープンしました。
美容師の中塚琴美(なかつかことみ)さん(和田山京口)は、長年の美容師経験を活かして「いつも快適」なスタイルを提供したいとの思いで新規に創業しました。本サロンでは、“カラダも頭皮も心も健やかに”をテーマに、カット、シャンプー、ブロー、毛染めなどのサービスのほか、頭皮の汚れの除去やリラックスを目的とした市内初の「頭浸浴」サービスを体感できます。
中塚さんは、「多くの皆さまにサポートしていただき、創業できました。皆さまへの感謝の気持ちを、これから自分のできるサービスでお返ししたい」と話されました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>