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■『だいくとおにろく』
松居　直/再話　赤羽　末吉/画

流れの速い大きな川に橋をかけるよう頼まれた大工。川で思案していると、大きな鬼が現れて、目玉をくれたら代わりに橋をかけてやると言います。大工がいいかげんな返事をしたばかりに、鬼は橋を完成させ「さあ、めだまぁよこせっ」と迫ります。大工と鬼の掛け合いが楽しい日本の昔話。日本人で初めて国際アンデルセン賞画家賞を受賞した赤羽末吉さんの、絵巻物風の迫力ある絵も見どころです。