介護保険サービスを利用する上で大切なのは、どんな生活を送りたいかという目標を持ち、実現のために自分に必要なサービスを選ぶことです。自立した生活を続けるために、家族やケアマネジャーに目標や希望を積極的に伝えましょう!
■訪問介護(ヘルパー)で頼めること
訪問介護は、利用者の自立支援のために行うものです。要介護度を悪化させないためにも、できることは自分で行い、介護予防(重症化予防)に取り組みましょう。
・身体介護中心…食事介助、排せつ介助、起床・就寝介助、入浴介助、洗顔・歯磨き、体位変換、服薬確認、移動・移乗介助、外出介助など、主に利用者の身体に直接接触して介護サービスを行います。
※日常生活上、必要な範囲を超える外出介助は対象外となります。
・生活援助中心…掃除、ゴミ出し、洗濯、ベッドメイク、衣類整理・被服補修、調理・配膳、買い物・薬の受け取りなど、身体介助以外の訪問介護で、日常生活の援助を行います。
※同居家族がいる場合は、原則として生活援助のサービスを受けることはできません。
■訪問介護(ヘルパー)で頼めないこと
本人以外のためにすることや、日常生活上の家事の範囲を超えることなどはヘルパーさんにお願いできません。
※ヘルパーさんは家政婦さんとは違うからです。
・本人以外のための行為…利用者以外の洗濯・調理・布団干し、自家用車の洗車、来客対応、主として利用者が使用する居室等以外の掃除など
・日常生活の家事の範囲を超える行為…花木の水やり、ペットの世話、除草、話し相手、留守番、除雪、大掃除・窓ガラス拭き・床のワックスがけなど
問合せ:長寿福祉室
【電話】22-7124
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