8月と1月に経営強化プラン検討委員会を開催し、令和5年度の相生市病院事業会計決算に係る点検・評価を行いました。
■目標経営指標の評価
令和5年度は、入院、外来とも患者数が減少したことにより、入院単価(1日一人当たり)しか目標を達成できませんでした。一般会計から追加で4,700万円の繰入れを行っており、厳しい経営状況となっています。
■委員による評価
市民病院の果たすべき役割を再認識し、地域の医療機関などと連携を密にしながら患者に寄り添った医療を提供するとともに、安定した経営に努めてほしいとの評価を受けました。また、委員からは次のような意見が付帯して出されました。
(1)常勤医師3名体制に向けた内科医師及び看護師の確保により安定的な医療提供体制を確立すること。
(2)地域連携室を中心に他病院や地域の診療所、介護施設、ケアマネなどと連携を図ることで、入院患者を確保すること。
(3)患者やご家族の気持ちに寄り添った医療サービスの提供に努めること。
(4)患者が安心して利用できるよう、空調設備の更新工事を進めること。
(5)赤字経営が常態化しないよう、経営強化プランの取り組みにより、持続可能で安定した病院経営に努めること。
※数値目標達成に向けた主な取り組みなど、詳細については市民病院ホームページをご覧ください。
問合せ:市民病院
【電話】22-7126
<この記事についてアンケートにご協力ください。>