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[特集]多くの命を救いたい!神戸の救急

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兵庫県神戸市 クリエイティブ・コモンズ

急な病気やけがなど、日常には思いがけない健康のリスクがひそんでいます。
皆さんが「もしも」に直面した時、市では全国トップレベルの救急隊や電話相談、ニーズに応じたサービスで、安心な生活を守り、支えています!
神戸市が全国に誇る救急医療体制とこれからの季節に増える熱中症の対処方法を紹介します。

そんな神戸市ですが…
新型コロナウイルスの流行や熱中症患者の増加により、出動件数や搬送件数は右肩上がり。到着や搬送にかかる時間も、少しずつ長くなっているのが現状です。
2022年8月の最多出動件数は、1日410件!
過去最多を記録
・救急車が現場に到着するまで
2018年 平均約9分 → 2022年 平均約10分(+1分)
・患者を病院へ搬送するまで
2018年 平均約36分 → 2022年 平均43分(+7分)

■ココがすごい1 全国初の救急指揮隊 BLUE-CAT(ブルーキャット)
市は、全国初となる大規模災害対応救急隊「BLUE-CAT」を2005年に結成!大規模な災害や事故現場において、市外からの救急応援を含めた全救急隊の司令塔となる組織です。各隊が適切に連携して動けるよう、現場の中心となって指揮を執ります。
・隊員全員が救急救命士の資格を持つ精鋭ぞろい!

■ココがすごい2 救急車には2名の救急救命士が乗車
1隊3名で構成される救急隊。国の基準では1名以上の救急救命士の乗車が目標とされているところ、市では2名の救急救命士が乗車!この体制を確立している都市は全国でもほとんどありません。
・救急救命士とは…?医療行為が認められ、高度な救命処置を行うことができます

■ココがすごい3 9年連続全国1位(※)!の断らない救急医療 神戸市医療センター中央市民病院救命救急センター
※厚生労働省「救急救命センター評価結果(2022年)」
「1年365日・24時間断らない救急医療」という理念を掲げて、安全で安心な医療の提供に努めています。地域の医療機関と連携しながら、神戸医療圏の中核となる病院として、また、市民の皆さんの命を守る“最後のとりで砦”としての役割を担っています。

■救急車の適正利用を考えよう
日々の救急要請のうち、救急車以外でも対応できたケースが約半数にのぼります。本当に必要な人の元に1秒でも早く救急車が到着するためには、私たち一人一人が状況に応じた電話相談サービスを利用することが大切です。

◆不安を電話で解消 知っておきたい4つの電話相談サービス
安心の救急医療体制以外にも、市ではさまざまな電話相談サービスがあります。いざという時にすぐに利用できるよう、電話帳に登録しておきましょう。

◇「もしも」の時に対処方法に迷ったら救急相談ダイヤル
【電話】#7119または078-331-7119(ダイヤル回線、IP電話など)
※24時間・年中無休
・たとえば自分や家族(同居)がこんな時…
熱が下がらない
急にお腹が痛くなった
夜中にけがをしてしまった

電話の向こうにいるのは看護師の資格を持つオペレーター。自分で判断するのが難しい時、緊急性の高さを見極めて状況に合ったアドバイスをしてくれます。

・救急相談の流れ
【電話】#7119に電話する

※現在治療中の病気の治療方針、医薬品の使用方法、介護、健康、育児、精神科等に関する相談は受けられません
※相談料は無料ですが、通話料は利用者の負担になります

◇休日・夜間の子どもの急変に困ったら こども急病電話相談(神戸こども初期急病センター)
【電話】078-891-3499
平日:20:00~翌朝7:00
土曜:15:00~翌朝7:00
日曜・祝日・年末年始:9:00~翌朝7:00
・たとえば子どもがこんな時…
夜中に高熱でくったりしている
休日に急にミルクを飲まなくなった
年末年始に嘔吐やけいれんが続いている

休日・夜間に子どもの急な病気で困った時に、看護師に相談できるダイヤル。適切な対処の方法や病院を受診すべきかなどのアドバイスも受けられます。
※けがなどの相談は一部対象外

◇病院への交通手段がなくて困ったら おくる電話(病院送迎コールセンター)
【電話】050-3733-7555
※24時間・年中無休
・たとえばこんな時…
病院に行きたいけれど自分一人では移動が不安
車椅子で移動が難しい

利用日時や介助の必要性などの条件から、最寄りのタクシー会社や介護タクシー会社を紹介するサービス。市の認可を受けた民間の16事業者が病院へ送迎してくれます。
※送迎は有料です

◇健康の悩みを相談したい高齢者の方は シニア健康相談ダイヤル
【電話】078-322-5999【FAX】078-322-6052
平日:10:00~15:00
土曜・日曜・祝日、年末年始:休み

・たとえば自分や家族がこんな時…
病院へ行くほどではないけれど健康の悩みを聞いてほしい
自分の親の健康に不安があるので相談したい

市内在住の高齢者とその家族を対象にした相談ダイヤル。食事や運動、体調など、日々の生活で感じる健康への不安を、看護師に気軽に相談できます。

■最初の処置が肝心です!熱中症かな?とおもったら
年々増加傾向にある、熱中症での救急搬送。特に7月は搬送される人が最も多い時期で、今年も暑くなると予想されています。症状が重くなると、命への危険が及ぶこともあるため、一人一人が熱中症の対策を行うことが大切です。もし、熱中症かな?と思ったら、落ち着いて状況を確かめて対処しましょう。

Check!熱中症の対処方法

Check!熱中症の予防法
◇こまめな水分補給
・のどの渇きを感じる前にこまめに水分を補給
・寝る前にも水分補給を
・外出時は、飲み物を持ち歩く

◇暑さを避ける
約半数が室内で発生!
室内:
・エアコンや扇風機を活用してお部屋を涼しく(28℃が目安)
・カーテンやすだれを利用して直射日光を防ぐ
外出時:
・テレビやホームページで暑さ指数(WBGT)などを確認
・できるだけ炎天下の外出は控える
・帽子や日傘を利用する

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