■もしもこんな技術があったなら…
神戸の企業に蓄積された技術は、人々の暮らしを豊かに、そして便利にして来ました。私が個人的に望むのは、年々悪化する異常高温に対応する技術です。神戸市では、公共空間を少しでも過ごし易くするため、木陰を増やし、ミストを設置し、公園や広場に木伐チップや竹チップを入れて地表面の温度を下げる取組みを行っていますが、全体から見ると微々たるものです。そこで笑われるかも知れませんが、歩道の舗装面にコーティングをして熱を溜めにくくするとか、異常高温と闘う革新的な技術の登場に期待しているところです。
神戸市長 久元 喜造
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