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[特集]人が主役のまちへ 都心・三宮再整備

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兵庫県神戸市 クリエイティブ・コモンズ

“人が主役のまち”を目指して、再整備が進む三宮。
2029年度の完成に向けて各所で工事が進み、新たな魅力を備えたまちへと少しずつ生まれ変わっています。
まちに込めた思いと現在の様子を紹介します。

■再整備のコンセプト
・訪れた人が自然とまちへ誘われる「美しき港町・神戸の玄関口」
・人が主役の居心地の良いまちづくり

◆2021(A)サンキタエリア 人が主役
1985年から待ち合わせの定番スポットとして親しまれた駅前広場が、神戸三宮阪急ビル開業にあわせてデザインを一新。また、サンキタ通りには阪急高架下の飲食店のテラス席が並び、昼も夜も歩いて楽しめるエリアに生まれ変わりました。

◆2023(B)東遊園地 にぎわい・回遊性向上
歴史ある都心のオアシスは、「こども本の森神戸」をはじめ、全体を再整備。広い芝生や四季折々の草花が楽しめる植栽、噴水、カフェやイベントスペースを兼ね備えた都市型パークに。新しい出会いと交流が生まれています。

◆2024(C)磯上公園 回遊性向上
60年以上前からグラウンドとして親しまれていた場所が、癒やしと健康がテーマの公園に。日本庭園の作庭技法を取り入れた癒やしの庭を歩き、芝生広場や遊具で遊び、体育館で汗を流すなど、思い思いに過ごせます。

◆2027(D)新バスターミナル1.期ビル 都市機能の充実
中央区役所や勤労会館などの跡地に、地上32階・地下3階のビルを建設中。低層階には、1日約1,700便の中・長距離バスが発着する西日本最大級となるバスターミナルの1.期部分を整備。図書館や文化ホール、店舗、ホテル、オフィスが入るにぎわい複合拠点に。

◆2028(E)市役所本庁舎2号館再整備 回遊性向上
震災の被害も受け、老朽化が進んでいた市役所2号館を建て替えています。三宮駅周辺と旧居留地やウォーターフロントエリアを行き来するための結節点として、庁舎機能に加え、市民が利用できる空間や、ホテル、商業施設なども計画されています。

◆2029(F)(仮称)JR三ノ宮新駅ビル 都市機能の充実
商業施設やホテル、オフィスが入る新たなJR三ノ宮駅直結ビルが建設中。駅ビル内部では駅と駅をつなぐ見通しの良くわかりやすい乗換動線と、まちに開かれた空間を確保し、低層部と三宮クロススクエアとが一体となったにぎわい空間を創出します。

◆2029(G)三宮クロススクエア(第1段階) 人が主役
「えき」と周辺の「まち」をつなぎ、歩く人が中心の新しい駅前空間を目指し、三宮交差点の中央幹線東側を10車線→6車線に変更。歩道を大幅に広げ、「えき≈まち空間」の核として、日常的なにぎわいを生み出します。

※エリア図は本誌またはホームページをご覧ください

※Information
工事のため、通行できない場所があります。最新情報は市ホームページで公開しています。

■KOBEパークレット
・神戸阪急 店長 杉崎聡さん
道路を自由に過ごせる場所に変えるKOBEパークレット。まちでの過ごし方が変わり、三宮の回遊性の向上にも寄与できると、私たちから打診し、神戸阪急前に6カ所目が開設されました。周辺ではクリスマスイベントも企画しているので、楽しみにしていてください。

■まちの魅力をともに創る
◇まちなかライトアップ
・株式会社LEM(レム)空間工房 代表 長町志穂さん
神戸は、全国でもいち早く夜間景観に着目してきました。まちのライトアップは、美観だけでなくにぎわいを生みます。今回は、皆さんの思い出もある歩道橋を生かして、光を当てることで、神戸の夜が、温もりと安心感に包まれるようデザインしました。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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