限りある食品資源を有効活用するため、何ができるでしょうか。梅酒の製造過程で生じる梅の実を、アイデアとつながりで活用促進する人を紹介します。
PROJECT:東灘区アートで地域をつなげるプロジェクト
1977年に児童絵画教室として始まり、障がい児の放課後支援を経て、アート活動を取り入れた就労継続支援B型事業所「アートセンター叶(かなう)」を運営しています。灘区の福祉事業所の作品を展示する「なだびとアート展」や「缶バッジイラスト展」を企画・実施。地域をアートでつなぎ、障がいのある人を支えるまちづくりを目指しています。
INTERVIEW:アートやデザインで日々の暮らしをたのしく、やわらかく。
・畠(はた)健太郎さん
私の所属する(一財)カナウでは、障がいのある人が仕事や社会活動をする第一歩としてアート活動を行っています。大学職員としてカナウの作品を使ったテキスタイル※制作に関わったことがきっかけで、今では障がいのある人のアートプログラムを支援しています。アートには多様性を認め合いながら、みんなを優しくつなぐ力があります。描くこと、造ること、考えること。夢中になることはケアやリラックスにつながりますが、本人や支援者がアートに苦手意識があると、体験する機会を遠ざけてしまいます。そこで、楽しいワークショップやドリルにして、カナウほか多様な場所で実践しています。本人も支援者も一緒に楽しめる、アートやデザインの魅力をもっと広めていきたいです。
※テキスタイル…衣服やインテリア、装飾品などに使われる布や織物
問合せ:(一財)カナウ
【電話】882-3328
【FAX】777-3101
NEXT… HAT神戸で進める防災・減災のまちづくり 石田裕之さん
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