始めよう!NEWリサイクルスタイル 1

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すっかり生活の一部になっているリサイクル。でも、最近なにやら新しい動きがあるんです。リサイクルと地域交流をかけ合わせた拠点が生まれたり、プラスチックごみからアートが生まれたり。あなたも一歩進んだリサイクルに取り組んでみませんか。

■続々オープン!地域のリサイクル拠点「資源回収ステーション」
「質の高いリサイクル」と「リサイクルの見える化」を実践し、地域の交流拠点としても活用されています。

◆品目に細かく分けた回収ボックスで質の高いリサイクルを実施
資源回収ステーションでは、プラスチック品目を中心に、さまざまな資源を回収しています。例えば「あづま資源回収ステーション」では、食品トレーやペットボトル、キャップに加え、プチプチ(R)や歯ブラシ、洗剤のつめかえパックなども回収。今年から新たに豆腐容器なども回収し、自動車部品へのリサイクルを目指す取り組みもスタート。品目別回収ボックスは、イラスト付きで、どのように分別すれば良いか一目で分かるよう工夫しています。持ち込みの際はきれいに洗っておくのを忘れずに!
・あづまま資源回収ステーション
場所：中央区吾妻通4-1-6(コミスタこうべ)
資源回収スぺ―ス…9：00～21：00(日曜・祝日は～17：00)
交流スぺ―ス…10：00～16：00(水曜・木曜は定休日)

◆地域の人たちのゆるやかなつながり
資源回収ステーションには、交流スペースが併設されています。無料でコーヒーが飲めるステーションもあり、資源を持ち込むついでに休憩するのはもちろん、「誰かと話したいな」と、ふらっと立ち寄るのもOK。地域の人たちの交流拠点として、根付き始めています。「ふたば資源回収ステーション」はプラスチックを資源として回収するステーションとしては全国初で、スタッフが常駐しています。スタッフ・小池さんとのおしゃべりを楽しみに来館する人も多く、笑い声が絶えません。
・ふたば資源回収ステーション
場所：長田区二葉町7-1-18(ふたば学舎2階)
10：00～12：00、13：00～17：00
休…月曜(祝日の場合は翌日)・水曜

◆未来を担う子どもたちの遊び場にも
分別方法や「何にリサイクルされるか」を、見て分かりやすく展示している資源回収ステーション。実は、こうした「リサイクルの見える化」は、未来を担う子どもたちの学びの場にもなっています。近くの小学校の子どもたちが、大人と一緒に資源回収ステーションに来て、自分の持って行ったものが何にリサイクルされるのかを知ることで、子どもたちにとって、資源を分別することが当たり前になることを期待しています。
・たかくらだい資源回収ステーション
場所：須磨区高倉台4丁目2-4(高倉台近隣センター)
9：00～17：00
休…月曜・祝日

◆資源回収ステーション一覧(2024年1月16日現在)
オープン中なら、●がついている回収品目はいつでも無料で持ち込み可能!

◇NEW　2月オープン予定
・東灘区…うおざき
魚崎地域福祉センター(魚崎中町4-3-16)
・長田区…まるやま
丸山コミュニティセンター(西丸山町1-7-5)
・垂水区…おとぎ
乙木地域福祉センター(美山台1-9-40)
・西区…いぶききた
井吹北地域福祉センター(井吹台北町2-17-7)

◇NEW　3月オープン予定
・灘区…つるかぶと
鶴甲会館(鶴甲3-4-1)
・中央区…わきのはま
脇の浜地域福祉センター(脇浜海岸通3-2-7)

◆リサイクル新用語
01　まわり続けるリサイクル
食品トレーは食品トレーに、ペットボトルはペットボトルに生まれ変わらせる「水平リサイクル」によって、プラスチック製品の使用→回収→再生の循環を目指す取り組み。資源回収ステーションでの細かな分別は、まさにこの活動のため。市では全国一の規模で、民間事業者と連携し、まわり続けるリサイクルを実践しています。

02　アップサイクル
本来であればごみとして捨てられるはずだった廃棄物に、デザインやアイデアによって付加価値を与え、別の新しい製品に生まれ変わらせること。役目を終えた物の寿命を延ばし、廃棄物を減らすことができます。