■困難を乗り越え市民のために
大正期、神戸市の衛生行政は伝染病予防から医療の提供に大きく舵を切ります。その象徴が市立神戸診療所で、その後看護婦養成所も開設されました。診療所開設から百年、市民病院は、組織の変遷を経ながら、空襲、震災そしてコロナ禍と、迫り来る危機を乗り越えて来ました。
近年はコロナ禍と戦い、感染者の治療に当たりながら地域医療を担い、救急医療さらには先端医療の面でも全国屈指の評価を受けています。市民の命と健康を守る上で多大な貢献を行っていただいている中央市民病院の関係各位に心より感謝申し上げます。
神戸市長 久元 喜造
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