■(INFORMATION)「自然の家」がリニューアルし、誰でも利用O Kに
50年間野外教育施設として主に学校団体に親しまれてきた自然の家が、4月にリニューアル。キャンプ場が増えて休憩所兼カフェも新設され、一般の人も利用できるようになりました。都心に近い施設とあって、宿泊はもちろん、日帰り利用でも大勢の人が訪れています。
◇気ままに過ごせる、3タイプの宿泊施設
キャンプ場には、電源設備・駐車スペース付きの区画やファミリー向け区画などを新増設し、全57区画に。ソロキャンプから家族利用まで多彩な使い方が可能です。トイレやシャワーなども改修され、快適に過ごせます。既存のホステル(摩耶施設)は、一般客が泊まれる施設に改装。多目的トイレやわかりやすい案内サインなどを設置し、ユニバーサルデザインにも配慮しています。秋には、キャビン施設も改装予定です。
場所:灘区六甲山町中一里山1-1
問合せ:【電話】891-0001
◇登山の休憩所としても最適
穂高湖のほとりにオープンした、Cafe(カフェ) and Rest(レスト)House(ハウス)「シェールミエール」。店内の広い窓から三角の山が美しい「シェール槍」を正面に眺めつつ、ランチやスイーツが味わえます。休憩所としても利用でき、食べものの持ち込みも可能。テイクアウトして、テラス席で鳥の声を聞きながらのんびり過ごすのもおすすめです。
営業時間:11:00~17:00
◇遊べるプログラムも拡大
カヌーやアーチェリー、メガSUP(サップ)、トランポリンなどが体験できます。森の中で親子で自然と触れ合ったり、料理をしたりといった各世代に向けた多彩なイベントも、定期的に開催しています。
料金:一部有料
■(EVENT)「Biome(バイオーム)」を使って、「夏休み生きものクエスト」に参加しよう!
スマホアプリ「Biome」を使った誰でも参加できる生きもの調査を行います。「Biome」で生
きものを撮影すると、AIが名前を教えてくれるほか、図鑑機能で撮影した生きものを詳しく調べられます。調査対象は、里山の生きものや外来生物、大量発生が予想されるカメムシなどの15種類。クエストクリアを目指してゲーム感覚で調査に参加できるので、夏休みの自由研究にもおすすめです。
期間:8月31日(土)まで
参加方法:
(1)スマホアプリ「Biome」(無料)をダウンロード
(2)「Biome」を開き、市が実施する「夏休み生きものクエスト2024~神戸で夏の生きものさがし~」を確認
(3)対象の生きものを見つけたら「Biome」を使って写真を撮り投稿
調査対象:ニホンアマガエル、クビアカツヤカミキリなど15種類
市では「KOBE里山SDGs戦略」を策定し、豊かな自然を守るための取り組みを進めています。一方で、外来生物や大量発生が予想される一部のカメムシによる生態系への影響などが懸念されています。例えば、2022年に市内で初めて確認された「クビアカツヤカミキリ」は、幼虫がサクラなどの木の内部を食べて枯らしてしまいます。早期に発見することがとても重要なため、調査にご協力ください。
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