■神戸の「未来」を考えるときに
IOT、生成AI、ドローン、ロボット…。未来の技術を語るときに登場する常連ですが、これらは「未来」に属するのではなく既に使われている技術です。
真剣に「未来」を考えるとき、「現在」を超越する逞しい創造力が求められると思います。神戸がそのような「知」の実験場となり、沢山の才能を育む都市となることを期待したいと思います。同時に「未来」は「過去」と繋がっています。里山放置林に代表されるように、私たちが放置して来た過去の遺産の再生を図ることも豊かな未来を創造する上で不可欠な営みであると信じています。
※IoT…さまざまなモノ(物)をインターネットやネットワークにつなぐ技術
神戸市長 久元 喜造
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