■危険を回避する能力を養うために
保護者のみならず、子供と向き合う立場にある人とは、「子供を危ない目に遭わせたくない」と願っておられるでしょう。子供には安全な環境が必要です。
同時に人間が生きていくためには、危険を察知し、これを回避し、ときには危険と闘うことが出来る能力が不可欠であり、このような能力を幼少期から育んでいくことが求められます。そして危険に関わるこのような能力はネット世界への耽溺(※)からは得られないものです。
子供たちが神戸の豊かな自然環境の中で体を動かし、五感を磨けるようにする視点を今後も大切にしながら子供・子育て支援対策を展開していきます。
※耽溺(たんでき)…夢中になって、それ以外のことを顧みないこと
神戸市長 久元 喜造
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