[特集]始まっています、新しい地域貢献のカタチ”やってみたい””が、誰かを笑顔に

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自分の経験や特技、仕事や家庭以外の時間を生かして、地域・社会のために何かできないかな?と考える人が増えています。市では、誰もが自分らしく活躍できるよう、もっと気軽に、もっと自由に、それぞれが抱く“やってみたい”という想いの実現に向けたサポートをしています。あなたも一歩を踏み出してみませんか。

■あなたはじっくり相談派?　サクッと検索派?
◆「やってみたい」ことを相談して、カタチにしたい→APPROACH(1)　　職員が相談をお聞きします　地域貢献相談窓口
※事例は3面へ
地域に貢献したいという想いがあれば、個人・団体・企業を問わず相談を受け付け、実現に向けてサポートします。例えば、やってみたいことの具体化、補助金の紹介、関係機関との調整など、伴走型で支援するのが特徴です。
相談方法：【電話】322-5182
(月～金曜8：45～17：30受付)
ホームページ(24時間受付)
◇こんな思いをサポート
・マルシェで地域を盛り上げたい
・スマホの使い方を教えたい
・河川の清掃に取り組みたい
・食材をこども食堂に提供したい　など

◆わたしができるる“何か”を探して「やってみたい」→APPROACH(2)　手軽さがポイント　市ボランティアマッチングサイト「ぼらくる」
※事例は4面へ
地域活動やボランティアをしたい人と、ボランティアを求める団体をつなぐ情報サイト。100件以上の多彩な活動から、興味・日時・エリアなど、自分に合った条件で探せます。
◇こんな活動があります
・小学生への学習支援
・こども食堂の運営補助
・三宮駅周辺のごみ拾い
・外国人への日本語教室　など

■APPROACH(1)　地域貢献相談窓口　わたしの想いが、、実現しました!
◆CASE #1　思い入れのあるこのまちで空き家を使って何かできないかな
兵庫区里山町(神戸電鉄鵯越(ひよどりごえ)駅近く)に、日曜日だけの休憩所「ほんじゃあね」があります。所有者は、空き家だったこの家をコミュニケーションの場に使えないかと思い、登山者の休憩所を開設。しかし、近隣や登山者への周知に悩んでいました。そんなときに、市の地域貢献相談窓口を知り、相談。担当職員と話すうちに、登山サポート店に登録することになりました。苦手なパソコンでの申請は、担当職員が支援。2024年5月に登山サポート店として登録され、登山日和には1日に10人以上が利用する、憩いの場となっています。
◇MESSAGE
ちょっとした理想でも相談できる窓口があるのは、ありがたいこと。一歩を踏み出せ、自分のやりたい活動が少しずつ形になっていきました。思い切って地域貢献相談窓口に話してみて良かったです。
◇相談して良かったこと
・担当職員とのやり取りは、自分のペースで進めてもらえた
・パソコンが苦手なところを、サポートしてもらえた
・定期的な声掛けがあり、実現まで見守ってもらえた

◆CASE #2　自社の技術を生かしたプレゼントで地域の子どもたちを笑顔にしたい
神戸に根差した印刷会社として、「地域のために何かできないか」と常に考えていたと話すキンコーズ・三宮店の竹井一浩店長。市のホームページで偶然「地域貢献相談窓口」が目に留まったとき、「まさに私たちが求めていた窓口だと思った」と、すぐに問い合わせをしたと言います。担当職員に想いを伝え、どんな形が一番喜ばれるか相談を重ねた結果、「園児1人1人の絵をノートにしてプレゼントする」ことが実現。店舗から近く、地域とのつながりを大切にしている市立あづま幼稚園で、園児31人にオリジナルのノートを手渡しました。また、このことをきっかけに、同店では「トライやる・ウィーク」の受け入れも決めるなど、地域貢献の取り組みが少しずつ広がっています。
◇MESSAGE
市と私たち企業が協力することで、こういった地域への知育支援の機会が生まれたことをうれしく思います。あづま幼稚園の園児、保護者、先生、皆さんに喜んでいただけ、私たちにとっても大きな励みとなりました。
◇相談して良かったこと
・やりたいことが形になるまで粘り強く対応してもらえた
・私たちの意向を理解した上で提案を出してもらえた
・市からの紹介が、安心につながり、幼稚園とスムーズに連携できた

■APPROACH(2)　ぼらくる　　わたしの「やってみたい」をサクッと検索!
◆CASE #3　自分の好きなことを生かせる活動はないかな?
毎週日曜に市内2カ所で、経済的な事情や不登校などさまざまな事情を抱える中学生の勉強をサポートする「神戸みらい学習室」。社会人2年目の飯塚彩乃さんは、「ぼらくる」で見つけたこの活動に、ボランティアとして関わっています。休日を使って何かしたいと、スマホで「ぼらくる」を検索してみたところ、学生時代に経験した学習支援活動が目に留まりました。自分のペースで無理なく参加し、勉強を教える以外にもいろいろな話をして、子どもたちにとって居心地の良い空間を作れるようサポートしています。
◇MESSAGE
ボランティアをしているというより、普段できない体験をさせてもらっている感覚です。自宅でも職場でもない第3の場所があると、充実した時間を過ごせますよ。
◇相談して良かったこと
・やりたいことが形になるまで粘り強く対応してもらえた
・私たちの意向を理解した上で提案を出してもらえた
・市からの紹介が、安心につながり、幼稚園とスムーズに連携できた
◇ほかにも「ぼらくる」でボランティア募集中!
・再度公園での森の手入れ作業
・障がいのある子どもとの交流
・天王ダムビオトープ保全活動
・写真洗浄(被災地支援)
・防災イベントの運営サポート
・野外彫刻の清掃　ほか
◇「ぼらくる」で仲間を増やそう
ボランティア活動の人手不足に悩んでいる団体は、「ぼらくる」でメンバー募集をしてみませんか?
・POINT1　登録者多数
1,200人以上が登録。ボランティアに興味があるたくさんの人に情報が届きやすい
・POINT2　簡単・無料
団体のホームページがなくても、登録申請し、簡単な情報を入力することで募集できる
・POINT3　ミスマッチが少ない
活動テーマやエリアなど募集内容を分かりやすく伝えることができるので、ニーズに合う人が集まりやすい