■長楽寺観音堂が新たに神河町文化財に指定されました。
令和5年7月25日に、新野に所在する長楽寺観音堂が、神河町指定文化財の建造物として指定されました。
この観音堂は、平安時代の作とされる十一面観音立像を本尊とした観音霊場としての趣を遺し、神河町内の村堂としては、規模も大きく、意匠的にも優れた建造物です。
構造形式は、正面三間、側面三間、宝形造の桟瓦葺です。
建立年代は、義民伝承もある上月平左衛門の妻が奉納したとされる釣灯籠の銘より、寛文10年(1670)と考えられます。
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