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自治体の皆さまへ

【特集】かみかわを知る(1)

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兵庫県神河町

■令和5年度予算が決まりました
神河町全体の予算は172億4,589万円

令和5年度の神河町の予算が決まりました。14会計を合わせた予算の総額は対前年度比4.5%増の172億4,589万円で、このうち一般会計は対前年度比7.3%増の90億8,400万円となりました。
令和5年度の予算は、2050神河将来ビジョンの実現に向け、「継続さらに発展」をキーワードに、(1)安心・安全がさらに広がるネットワークづくり、(2)住んでよかったと思えるまちづくり、(3)未来に希望が持てるまちづくりを柱に、地域・住民の皆さまと一緒に神河町の元気づくりに取り組んでいくための予算を編成しました。
これまで実施してきました安心安全・教育・子育て・若者定住など住民の皆さまの生活に必要不可欠な行政サービスの経費を確実に予算計上するとともに、公園・図書コミュニティ施設の建設のほか、喫緊の課題となるJR赤字ローカル線の維持、山林、農地の再生の推進を中心に、持続的発展を図るための施策の経費を新たに計上しました。
また、区からの要望事業には、引続き予算を計上しています。

■令和5年度予算額

■神河町の予算の概要
町の予算は一般会計・特別会計・企業会計の3つから構成されています。このうち、町民の皆さまの生活全般にわたる施策を行うために使われる予算が一般会計です。これに対し、特定の事業を一般事業と切り離し、独立した経理を行うのが特別会計で10事業あります。企業会計は地方公営企業法の適用を受けるもので、水道・下水道事業と病院事業の3事業があります。ここでは、一般会計予算を中心に令和5年度予算の概要をお知らせします。

◇一般会計、特別会計および企業会計の当初予算額

※企業会計の予算額は3条支出予定額です(△はマイナス表示)。

◆1 一般会計
◇歳入
町が自ら徴収したり収納する自主財源は、28億2,662万円で、歳入全体の31・1%を占めています。このうち皆さまから納めていただく町税は対前年度比3・4%増の18億3,801万円となっています。個人・法人町民税は減収見込みであるものの固定資産税は増収見込みであり、町税全体では増収見込みとなっています。
一方、国や県から受ける補助金や交付金は依存財源として68・9%を占め、62億5,738万円となっています。このうち標準的なサービスができるように国から交付される普通交付税は31億5,000万円、特別交付税と合わせた地方交付税総額は36億5,000万円となっています。国や県からの補助金や負担金は対前年度比4・7%減の13億4,746万円、そして町が建設事業や臨時財政対策などに充てるための借入金である町債は対前年度比42・0%増の8億2,540万円で、そのうち臨時財政対策債は5,000万円となっています。本年度は、財源不足を賄うため財政調整基金を対前年度比6,700万円増額し、1億9,500万円取り崩しています。

◇歳出
まず、減らすことが難しいとされる義務的経費(人件費・扶助費・公債費)は33億7,513万円で、歳出全体の37・1%を占めています。人件費は前年度比2・7%増の12億6,235万円で、扶助費は前年度比2・5%減の8億4,784万円。これまでの事業で借り入れた元金と利子を支払う公債費は、対前年度比8・5%増の12億6,494万円となっており、合併特例債、過疎債などの償還金が徐々に増えています。
それ以外の経費では、物件費として行政全般に係る電算システム関連経費(システム更新、セキュリティ対策)、各施設の維持管理に要する経費や事務事業全般にわたる諸経費など対前年比4・4%減の16億6,124万円。補助費などは公営企業(水道・下水道・病院)や一部事務組合への負担金などで対前年度比2・3%増の19億97万円。出資金として、病院事業会計、下水道事業会計へ1億4,933万円を計上しています。繰出金は各特別会計の事業運営経費として対前年歳出度比14・6%増の6億1,606万円を計上しています。投資的経費は、粟賀小学校跡地整備事業、河川改修事業の増額などにより、対前年度比56・5%増の12億5,234万円となりました。

一般会計における町民1人当たりの予算額は…853,439円となっています。
(令和5年1月31日現在の人口10,644人)単位:円

問合せ:総務課
【電話】34-0001

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