神河町農業委員会では、8月21日に農地パトロールを実施しました。
農地パトロールについては、町内の農地を対象に、無断転用地や遊休農地※の実態把握と発生防止等を目的として、各地区担当委員の事前調査をもとに当日の調査を実施しています。
当日は、4班に分かれ、現地を確認しました。なかには長い間耕作されずに遊休農地となっていたり、許可なく農地以外に転用されている事象も確認されました。最近では、農業者の減少や高齢化、担い手不足等の影響を受け、保全管理地や遊休農地が年々増加しています。
荒れている農地は、病害虫の発生原因や、有害鳥獣の隠れ家となるおそれもあり、周辺の耕作者に迷惑をかけるだけでなく、景観や生活環境の悪化にもつながりかねません。
農地所有者の皆さまには、遊休農地の発生を防ぐため年数回の草刈り等を行っていただくなど農地の保全に取り組んでいただきますようお願いします。
また、農地転用の許可を受けず、宅地等に転用した場合は、所有者または事業者に、原状回復命令や罰金等が科されることがありますので、お近くの農業委員、農地利用最適化推進委員または農業委員会事務局にご相談ください。
※遊休農地とは
(1)過去1年以上にわたって耕作されておらず、かつ、今後も耕作される見込みがない農地
(2)周辺地域の農地と比較して、利用の程度が著しく低い農地
問合せ:農林政策課
【電話】34-0960
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