■リウマチと共に歩んだ神崎での30年
名誉院長 打村 昌一(うちむら しょういち)
病院及び関係者の皆さま並びに地域の方々にご報告とお礼を申し上げたいと思います。
小生この地と強い縁があったのか、約30年前、当時の神戸大学整形外科 広畑和志教授より、「外科の高雄教授が神崎町病院に赴任されるので、ちょっと行って協力してくれんか?」と言われ、40歳のころ高砂市民病院を辞し、当地に来させていただきました。以来一時期5年ほど神戸にいましたが、阪神淡路大震災の年に足立理秋前町長の要請により、こちらに帰って来ることになり、以後28年たちました。
以来整形外科及びリウマチ専門医として仕事をさせていただきました。
当時を振り返りますと、岩本・高田・岩崎・大野・山川先生等、医師一丸となって忙しくもあり、楽しくもあり充実した日々を過ごしてまいりました。アッという間に時間が過ぎ、今年78歳になりました。病院幹部より「そろそろ引退を」と言われ、この度退職勧奨を甘んじて受け入れることとしました。担当させていただいた百数十名のリウマチ患者様の中には、20~30年という長い付き合いの方が多く、今後の事が気になるものの、いつかは別れが来るのも人の常。割り切れないものもありますが、いまのところこの地を離れる予定もありませんので、何かありましたらご相談下さいませ。
まだまだ書きたいことは山ほどありますが、できるだけ早く、特にリウマチ専門医を見つけて赴任していただき、皆さまが安心して過ごせるよう願っております。
【電話】32-1331
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