■『神河町史』の編さんを行っています!VoL.10
今月の広報では、2月号に続き民俗行事について紹介します。
神社で祭礼が行われるように、お寺でも様々な行事が行われます。釈迦の誕生祭である花まつりや入滅の日を記念する涅槃会(ねはんえ)のほか、お彼岸や節分などのなじみ深い行事も仏教に関する行事で、お盆もその一つです。
お盆は、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という仏教行事の略称で、先祖の霊を供養する行事です。宗派や地域によってその形態は様々ですが、大まかには迎え火や牛馬を模したナスやキュウリを供えて先祖の霊を迎え、送り火によってあの世へと送るといった内容です。地域によっては、旧暦で7月15日がお盆であったことから、7月に関連行事を行うこともあるようです。
時期や形態は様々あるものの、先祖の霊をまつるという部分は私たちの心に強く根差しており、脈々と受け継がれています。
地蔵盆の詳細については、10ページをご覧ください。
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