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公立神崎総合病院のコーナー

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兵庫県神河町

■熱中症について
小児科診療部長 矢橋 良嗣(やはし よしつぐ)
◇熱中症を起こしやすい環境
•気温や湿度が高い
•風が弱く、日差しが強い
•照り返しが強い
•急に暑くなった

◇熱中症を疑う症状
•めまいや顔のほてり
•筋肉痛や筋肉のけいれん
•体のだるさや吐き気・頭痛
•汗のかきかたがおかしい(ふいても汗がでる・汗をかいていない)
•体温が高い、皮膚の異常(触ると熱い・赤く乾いている)
•呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
•水分補給ができない

◇熱中症の応急処置
(1)涼しい環境への避難
(2)冷却
(3)水分補給
(4)医療機関に運ぶ

◇熱中症の予防に効果的な水分補給
熱中症では水分と塩分が失われるため、水分と塩分の補給が必要です。0.1-0.2%の食塩水(現実的には市販の経口補水液)が望ましいです。
小児では、成人に比べて汗中ナトリウム濃度が低く、運動中に熱中症を発症することが多いので、経口補水液よりナトリウム濃度は低いですが、糖濃度が高いスポーツドリンクでもよいでしょう。

◇経口補水液の作り方
・沸騰させた湯冷まし1ℓ
・食塩3g
・砂糖40g
(お好みで)レモン果汁50ml
※作ったら1~2日以内に飲みましょう。

【電話】32-1331

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