文字サイズ
自治体の皆さまへ

二〇二五年(令和七年)新年、明けましておめでとうございます(1)

1/29

兵庫県神河町

神河市長 山名 宗悟
■町制20周年から「新たなページ」へ!!
皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのことと、心よりお喜び申し上げます。また、旧年中は神河町の町政運営に対し、温かいご支援とご協力を賜りましたことに、深く感謝申し上げます。新しい年が皆様にとって実り多い、素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

昨年は、年明け早々に発生した能登半島地震により、多くの尊い命が失われ被災された皆様のご苦難が今なお続いていることに、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。この地震は、マグニチュード7.6という規模で地域に甚大な被害をもたらし、多くの方々が生活基盤を失う厳しい状況に直面されました。神河町からは、1月26日以降、4班8名を避難所支援と家屋被害認定支援に派遣いたしました。
また、地球温暖化の影響を受け、危険な暑さが続く夏でもありました。暑さ対策として神河町は、指定暑熱避難施設、いわゆるクーリングシェルターとして町内8カ所の公共施設を指定いたしました。また、初めての試みでしたが、熱中症対策として、幼稚園や小学校の運動会を9月から6月に前倒しして実施しました。少しでも涼しい環境で運動会の練習や大会が開催できたことは、園児や児童の体調管理に役立ったと感じています。

4月25日新聞各社で、「全国の40%にあたる744自治体で人口減少が進み、消滅の可能性がある」という記事が掲載されました。兵庫県内では13市町が対象とされ、神河町もその対象となっています。国を挙げて取り組んだ「地方創生」ですが、東京一極集中と地方間での人の奪い合いがより一層進んだと結論付けられました。
神河町は、人口減少は避けられない課題として捉え、2050神河将来ビジョンに掲げた「変わらない風景を未来の世代へ」残すため、地域創生事業を強力に推進して、将来に渡り持続可能なまちづくりを進めてまいります。
地域自治協議会は令和6年度、全7ブロックで立ち上げることができました。区長様をはじめとするブロック役員の皆様と協議を進め、協議会が行政区の活動を支援し、人口減少から活性化につながる仕組みとして、行政と地域住民の皆様が一緒になって課題解決に向けて取組を進めてまいります。

兵庫土建組合神崎分会や夢花フォーラムをはじめ、地域の皆様のご指導により進めてきた「かみかわ木造インターンシップ事業」が、昨年度で20周年を迎えました。これまで、越知川流域のバス待合所や神社、中村・粟賀町地区で歴史的景観に配慮した建物の修景など、大小29件の木造建築の新築・改修に取り組んでいただきました。あわせて当事業は最終年度とさせていただきました。
関係者の皆様には、かみかわ木造インターンシップ事業を通じて神河町のまちづくりに貢献していただきましたことに、心から感謝申し上げます。

神河っ子は、昨年も頑張ってくれました。神河中学校3年生の福田花奏選手は、JOCジュニアオリンピックカップU16陸上競技大会の100mハードルで日本新記録を樹立し、優勝しました。この記録はU18の日本記録を更新し、今季の世界リストで2位に入る好成績でした。同じく神河中学校3年生の中村祐友選手は、第73回近畿中学校総合体育大会陸上競技の部の110mハードルで準優勝。須磨ノ浦高校3年生の児島琉愛選手は、第78回国民スポーツ大会近畿ブロック大会バレーボールで第3位。社高校3年生の足立英士選手は、第77回全国高等学校陸上競技対校選手権大会近畿地区予選会の110mハードルで4位。姫路女学院高校1年生の長谷川真理選手は、第57回近畿高等学校ユース陸上競技対校選手権大会の4×400mリレーで4位。今季、神河町から近畿大会、全国大会に18名の児童・生徒が出場し、輝かしい成果を残してくれました。心からお祝い申し上げますとともに、これからも神河っ子を精一杯応援してまいります。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU