■≪年金だより≫20歳になったら国民年金
国民年金は、年をとったとき、病気や事故で障害が残ったとき、家族の働き手が亡くなったときに、働いている世代みんなで支えようという考えで作られた仕組みです。
20歳以上60歳未満の方は加入することが義務付けられており、20歳になると日本年金機構から国民年金加入のお知らせが届きます。
保険料は、金融機関のほか、コンビニエンスストアやインターネットなどでも納付できます。便利な口座振替やクレジット納付もご利用ください。
★老後を支える終身保障!…………「老齢基礎年金」が受け取れる一生涯の保障です。
★万が一の障害や遺族も保障!……老後だけではなく現役世代の保障も充実しています。
【保険料の納付が困難な場合は】
保険料の支払いが困難な場合は、「学生納付特例制度」(特例対象の学校に在学している方のみ)や、「納付猶予制度」(50歳未満)があります。
・手続きをしないで未納のままにすると、老後の年金を受け取れなくなったり、不慮の事故等により障害が残ってしまったときに、障害基礎年金を受けられなくなる場合があります。
問合せ:
ねんきん加入者ダイヤル【電話】0570-05-1165
姫路年金事務所【電話】079-224-6382
住民生活課【電話】34-0962
■≪消費者問題≫そのメール、フィッシング詐欺!
◇相談事例
●宅配業者を騙ったメールを信用してクレジットカード情報を入力してしまった
宅配事業者を騙ったメールが届いたが、当時実際に荷物の受取予定があったので信じてしまい、メール本文
に、「再配達を希望する」との項目がありタップすると入力画面が表示された。必要情報を全て入力した後、「再配達料が発生します」と書かれていたので、クレジットカード情報を入力したが、エラーが出たので2社目のクレジットカード情報を入力した。しかしまたもや再度エラーが出たため、3社目のクレジットカード情報を入力すると「完了」と表示され画面を閉じた。翌日になってから詐欺だと気づき、最初に入力したクレジットカードの会社に電話すると6万円決済されていると教えられ、請求は取下げると言われたが、残り2社のカードは今のところ決済はされていないと言われたが、請求を受けた場合はどうしたらよいか。
●銀行を騙るSMSを信用して口座番号や暗証番号を入力してしまった
今日、銀行で預金を出金しようとして残高が少ないことに気が付いた。確認をしたら昨日、銀行口座から不正に10万円が送金されていた。昨日、自分が使っている銀行を名乗った利用制限に関するSMSが届き、口座番号、暗証番号、口座名義人、生年月日を入力したことが原因だと思った。すぐに銀行に相談をして口座の利用を停止したが、今後どう対処すればよいか。
◇消費者へのアドバイス
●「日頃利用している事業者や公的機関などからのSMSやメールを見るときでも、まずフィッシング詐欺を疑い、記載されているリンクにはアクセスせず、以下の点を心がけましょう
・事前にブックマークした正規のサイトや、正規のアプリからアクセスする。
・事前のブックマークがない場合や、少しでも不安に思う点があれば、事業者等の正規のサイトでフィッシング詐欺に関する情報がないか確認する。
・もしメールのリンク先にアクセスしても、安易にクレジットカード番号を入力しない。
●フィッシングサイトに情報を入力してしまったら、すぐに以下の対応をしましょう
・同じID・パスワード等を使い回しているサービスを含め、すぐに変更する。
・クレジットカード会社や金融機関などに連絡する。
●日頃から対策をしておきましょう
・セキュリティソフトや携帯電話会社の対策サービス等を活用する。
・ID・パスワードの使い回しをしない。
・クレジットカードやキャリア決済、インターネットバンキングの利用明細はこまめに確認する。あわせて、利用限度額を確認し必要最低限の金額に設定する。
◇困ったときは
神崎郡消費生活中核センター(【電話】22-4977)または
消費者ホットライン(【電話】188)にご相談ください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>